1月も中旬に差し掛かりましたが、アウトソーシングチームは給与支払報告書の
作成準備でまだまだ慌しい日が続いています。
さて、以前から話題になっていた、パート労働者の社会保険加入問題ですが、
厚生労働省は適用拡大の検討方針を固めたとの発表がありました。
現在、社会保険加入条件は週30時間以上と定められていますが、こちらが
週20時間以上に緩和されます。
これにより、約400万人のパート労働者が新たに社会保険適用者となり、
国民年金・国民健康保険から厚生年金・企業健保へ移行することになります。
ただし、全員が移行すると、企業の負担増は年6千億円規模。
企業の負担増を考慮して、当分の間は以下の条件を満たすもののみとなるようです。
・当面従業員数300人以下の企業で働くパート労働者の適用を除外
・従業員数300人超企業で働くパート労働者でも、対象となるのは月収9.8万円以上の
パート労働者のみ
2015年には該当者全員の移行を目指しているとのこと。
将来的に全員に適用されるようになると企業負担も大変なものになると思いますが、
パート労働者にとっても今後の働き方に大きな影響が出てくるのではないかと思います。
また、企業側の事務手続きも煩雑になることは間違いなく、今後の動きに注目していきたいと思います。
♪マイ メロディ♪
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