こんばんは。
前回に引き続いて、アメリカの医療制度について書きたいと思います。
アメリカの一般の人たちは、民間の保険会社の医療制度に加入しています。多くの人たちは、勤めている会社を通じて加入し、大企業では、その保険料の一部を福利厚生として負担してくれているらしいです。しかし、雇用主が医療保険を提供することは、法律で義務付けられているわけではないので、中小・零細企業などでは、保険を提供しないケースも多いとのこと。
また、日本では、患者が自分の判断で行きたい病院を選ぶことが出来るが、アメリカでは必ずしもそうではなく、多くの場合、その患者が加入している保険会社が指定する病院で、指定している医者からしか診察を受けることができない。選べる病院が複数あったり、選べる医者が複数いたりする保険もあるそうだが、そのような保険は極めて高く、一般の人は経済的に加入できない現実。
治療内容についても、加入している保険会社から制約があり、保険給付を抑制している医者にはボーナスが出る制度もあるとのこと。日本の医療からは、とても信じられない事実です。
高い保険料から、無保険者が約4,120万人(2007年時点)とも。日本にも、保険に加入していない人たちがいるが、日本の場合、無保険者でも医者は診察を拒めない。しかし、アメリカの場合、無保険者に対して診察を拒むことができるらしい。
本当に映画のとおり、驚くような医療制度。日本人に生まれてよかった~、と感じずにはいられません。
ブラックキティ
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