こんにちは。季節はすっかり秋めいてきましたね。
先日の三連休に横浜で開催されたキヤノンオープンゴルフに行きまし
た。
石川遼が首位を争っていたので大変なギャラリーの数でした。
その石川遼を一目見ようとティーショットの見れる位置に立ったとき
のことです。
おもむろに近くのギャラリーがカメラ付き携帯電話を取り出し、構え
ました。
すると、すぐに近くにいたセキュリティの方が「止めてください。次
は無いですよ」とギャラリーに向かって注意をしたのです。
一瞬、その場が凍りつきました。そして少し熱気が冷めたような気が
しました。
ルールだから当然ですが、すこし寂しい気もしました。
このことは、会社におけるルール、つまり就業規則にも言えるのでは
ないでしょうか。
昨今の権利意識の高まりにより社員が法律で認められている権利を振
りかざすモンスター社員が話題になっています。もちろん、そのよう
な社員に対し、権利主張されないように縛り、防衛する規則が必要で
す。しかし、それはあくまでも一部の社員であって多くの社員は勤勉
に働いています。その多くの社員を守り活かすような規則を作る、と
いった気概をもって規則を作りたいものです。
火の無いところに煙はでない。モンスター社員が生まれる会社には、
社員の間で不満が溜まっているケースもあります。まずは自分の会社
の中の現状を見てみることが必要ではないでしょうか。根本的な問題
解決が無くてうわべだけの規則の見直しだけでは何も変わらないと思
います。
ゴルフも家庭も新米社労士
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