連休明け、忙しい火曜日ですね。
さて連休中に、社会保障審議会が年金の支給開始年齢の引き上げを検討というニュースがありました。
年金の支給開始年齢を68歳から70歳程度に引き上げようというものです。
急激な少子高齢化の為、年金財政は非常に切迫しています。年金の国庫負担を1/2に引き上げる際、不足分は埋蔵金を当てていましたが、震災の影響で今後は危うくなっているそうです。
諸外国の年金開始年齢は、定年から5年後が多いそうですが、開始年齢を引き上げることは、事業主側にとっては定年の引き上げなどの雇用継続の強化が課せられます。
ここで気になるのは、高齢者の雇用継続の強化が、若年者の雇用に影響を及ぼさないかという点です。
終身雇用という言葉が無くなりつつある現代ですが、年金の「世代間扶養」を実現する為には現役世代の雇用の安定と拡大がさらに重要になってくることでしょう。
neko's
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