こんにちは。
急に寒くなりました。体調を崩されている方も多いようです。
インフルエンザの噂もちらほら聞こえてくるようになりました。
今年は震災の影響で、予防接種のワクチンの数が少ないようですので、
予防接種をする方は早めに予約をした方が確実です。
さて、先日、全国健康保険協会(協会けんぽ)は平均保険料率が
2012年度に3年連続で上昇見込みと発表しました。負担や財源を
めぐる制度が変わらなければ、今年度の9.5%から10.2%に上昇
するそうです。
高齢化の影響で、医療費の支出が膨らむのと同時に、現役の加入者
の医療費も増加傾向にあるようです。
協会けんぽは、保険料率の上昇を10%未満に抑えるべく、政府に
税金投入の拡大や、70歳から74歳の高齢者の窓口負担の引き上げを
求めていく方針とのことです。
仮に保険料率が10.2%に上昇すると、加入者の負担はどのくらいに
なるのでしょう?
月収28万円の平均的な加入者の場合、保険料負担は労使合計で
月額29,726円から月額31,916円に約7.4%増加します。
この場合の従業員負担は月額1,095円ですが、年間で考えると
13,140円プラス賞与分となり、かなりの負担増になりますね。
協会けんぽは主に中小企業の従業員が加入します。
大企業の会社員は独自の健康保険組合を持っていることが多く、
保険料率も組合事に異なります。今年度の健康保険組合の平均
保険料率は7.9%にとどまっていて、今年度の協会けんぽ平均
保険料率9.5%と比較しても大きな差です。
来年度はますますこの差は広がるでしょう。
中小企業事業主と従業員への負担軽減への策を講じてもらいたい
と思うのと同時に、日ごろの健康への関心を高めて、一人ひとりが
医療費の削減へ努力していく事も重要な事と思います。
マイ メロディ ♪♪
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