こんばんは。
先日、本屋で一冊の本を手に取りました。題名は、『「新・ぶらさがり社員」症候群』 とう本です。なんだろう「新・ぶらさがり社員」って、と思い手に取りました。
今までも「シュガー社員」、「モンスター社員」なんて造語があったりしましたが、今回の「ぶらさがり社員」 とは、特に問題を起こす社員ではないが、管理職になりたくないなど、昇進意欲が無く、言われたことはやるが、自分から積極的に仕事をやることは無いし、仕事が面白くなくてもこのご時勢で転職もあきらめている、いわゆる会社にぶら下がっている状態の社員のことを言うらしい。
最近30歳前後の社員に急増中だとか。バブルがはじけた後の時代に学生時代を過ごし、就職氷河期を経て、会社に入社したこの年代は、何事にもあきらめがちで希望などあまり無く、ゆえに、昇給・昇進が仕事のモチベーションにならず、どちらかというと責任を負いたくないので管理職にはなりたくないなどの特徴あるとか。
まだ、具体的にお客様からこのような相談は無いが、この傾向が本当なら、10年後の企業には、40歳になっても管理職になりたくない社員が増加し、企業を支える中枢になっていく社員が育たなくなってしまっていると言うことになる。
この本に書かれていることの真偽は、これから検証していくとして、自分自身が会社にぶら下がり気味になっていないか、まず考えてみよう。
ブラックキティ
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