前回からE-2ビザ申請の際の審査についてお話しています。
E-2ビザの審査、裁定には、以下の2つのポイントがあります。
1.会社の資格
2.申請者個人の資格
今回は、「申請者個人の資格」についてお話いたします。
1.国籍の確認
→申請者の国籍は、パスポートで確認します。
パスポートの残存有効期間が1年以上あるとよいです。
もし残存有効期間が1年以下の場合には、あらたに旅券を申請してから、E-2ビザを申請すると良いでしょう。
→また、申請者の国籍と、会社の国籍が一致していることが必要です。
たとえば、日本国籍の会社にE-2ビザを得て赴任する場合には、申請者が日本国籍であることが必要です。
2.アメリカでの会社での地位や職務内容の確認
→申請者が、アメリカの会社で
①役員・管理職であるのか、
②専門職であるのか、
③運営上必要な職員としてスタートアップ職員もしくは臨時的な職員であるのか、
を判断します。
次回は、「2.アメリカでの会社での地位や職務内容の確認」をする際に、
①役員、管理職であるのかをどのように判断するのかについてお話いたします。
TOMA行政書士法人では、日本人の方のビザ関連手続きも支援いたします。お気軽にお問い合わせください。
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