こんばんわ。梅雨の中休み。
先週から社会保険労務士のアウトソーシングチームは、各年金事務所及び
各健康保険組合へ算定基礎届の届出提出を行っています。
提出期限は7/1~7/10。明日までです。お届けはお済ですか?
ここ数年健康保険保険組合の財政は赤字の一途を辿っています。
原因としては増大する高齢者の医療費を賄う為に、後期高齢者支援金及び
前期高齢者納付金を負担する必要があり、その莫大な金額が財政を圧迫
しているそうです。
本日届出を行った健康保険組合も財政は非常に厳しく、今年より添付資料がより
詳細に求められるようになりました
今回その健康保険保険組合にて求められた添付資料
賃金台帳(1年分)、所得税徴収高計算書(1年分)、適用拡大に関する調査票
(ちなみに調査票は、政府で検討されている健康保険の適用拡大に関するアンケート。
内容は週20時間以上、月額賃金7.8万円以上、勤務期間1年以上の該当者は
何人いますか?報酬月額総計はいくらですか?というものでした。)
財政が非常に厳しい健康保険組合からすると、健康保険の適用拡大=組合としての
存続が危うくなります。
算定届出を行う会場では、出勤日数が少ない被保険者について個別に事情を確認
しており、今日の届出では事業所の担当者が持ち込んだものの、就労日数が少ない
被保険者に対してその場で資格喪失日を決めてしまう場面も見受けられました。
私共、社会保険労務士が提出代行を行う場合は、事前に問題点を確認してから
提出します。
指摘を予想される事項に、事前準備があるなしでは大きく違います。
今年は年金事務所での算定調査対象が拡大し、ある地区では1/4の事業所を
呼び出したそうです。
余計な対応に頭を悩ませず、これを契機に私共にお任せいただくのはいかがでしょうか。
neko's
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