パートアルバイト募集のコツに関して、残りの二つのポイントにつ
いて考えたいと思います
3.応募資格が限定的で門戸が狭い
優秀なパート・アルバイトを採用したいがために、パート・アルバイ
トを募集する際の応募資格に職種や経験、年齢、労働日、労働時
間といった応募資格を限定してしまう場合があります。
パート・アルバイトの仕事というのは、前述したとおり、単純定型業
務が中心になりますので、職種や経験を問うのはあまり向きません
し、「自分の好きな曜日や労働時間に働ける」ことが、パート・アルバイ
トの最大の応募動機ですので、これを制限してしまっては集まるものも
集まりません。前述した通り、「多数精鋭・短時間労働型」の体制にして
おく必要があります。
優秀なパート・アルバイトには、長くたくさん働いてもらいたいものです
が、これは募集時の条件とするのではなく、入社後の処遇面を魅力あ
るものにして、パート・アルバイトのやる気を引き出すことで行なうべきで
す。
4.労働条件が他の会社よりも悪い
求人広告を出しても人が集まらない理由として、賃金をはじめとする募
集時の労働条件が悪いということが挙げられます。
これは、ただ賃金がはじめから高ければいいというものでもなく、入社後
の昇給や賞与、退職金といったパート・アルバイトのやる気を引き出すよう
な求人広告に記載できる処遇制度が充実しているのか、初心者でも安心
して働けるように、OJTを中心とした教育制度が充実しているのか、労働日
や労働時間は柔軟に対応できるものになっているのか、更衣室や休憩場所
といった社内設備が清潔であるのか、といった他社に勝る労働条件、求人
広告でアピールできる労働条件を整備しておくことが大切です。
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