こんにちは!関東地方も梅雨に入りましたね。写真は南国に生えている「ガジュマル」と「ケンムン」のお人形。「ガジュマルの木の下にはケンムンという河童が住んでいる」と奄美大島では言い伝えられているらしいのです。南国を思い出し、夏を先取りして下さい♪
ところでそろそろデパートではお中元商戦が始まりました。百貨店大手の高島屋によるとお中元の平均単価は約4500円。企業が取引先にお中元を贈った場合、税務上は「交際費」として取り扱われます。一部の会社には「単価3000円以下の少額の贈答品は交際費にする必要がない」という迷信があるようですが、これは大きな間違いです。お中元・お歳暮・又はてみやげといった最初から贈答を目的としているものは、その単価に関わらず交際費として取り扱われます。また交際費扱いとなると、気になるのは平成18年の税制改正で損金不算入となる交際費の範囲から除外された「5000円基準」に該当するかどうかという点かと思います。この基準は「1人あたり5000円以内の飲食費について、交際費から除外できる特例」。交際費から除外できる「飲食その他これに類する行為のために要する費用」とは国税庁によると「通常の飲食代以外では、得意先の業務遂行などの際して、弁当の差し入れを行うための弁当代などが対象」とされているため、お中元は5000円以下でも交際から除外できないため、ご注意下さい。(ヨッシ~)