開業をお考えの皆様、開業とは「経営者になること」です。厳しい言い方をしますが、ただ、ドクタ
ーをしていれば儲かるといった時代は過ぎ、開業医の皆様にも経営努力が求められる時代になっ
ております。つまり、ドクターとして診療行為はもちろんのこと、人材育成・教育、資金繰り、営業広
告・企画等のクリニックを増収に持っていくための経営活動をしなければなりません。
まずは、先生の開業に向けた思いを形にすることが必要です。
つまり、下記のような項目に関する先生の思いを具体的に紙面に書き記すことが大事です。
● なぜ開業をしたいと思ったのか?
● 診療方針はどうしたいのか?
● 患者さんに対してはどうしたいのか?
● スタッフとはどういう関係を構築したいのか?
● 理想のスタッフ像とは?
● 地域医療においてどういう貢献をしたいのか? etc.
開業にはドクターの「人生観」が現れます。心の中で思っているだけでは周りの人に伝わりませ
ん。ぜひ、心の中の熱い思いを紙面に書き記しましょう!!また、紙面に書き記すことによって自分自身の戒めやモチベーションアップにつながるというプラス効果がありますので、ぜひ実行してください。
次に、クリニックの事業計画を作成することが重要です。また、クリニックだけではなくドクターの皆様の人生をトータル的に考えるライフプランの作成も重要です。その他には、診療理念の作成、
開業告知活動、しつこいくらいのスタッフ教育訓練等も必須になります。色々と大変そう・・・と言っ
て悲観的になる必要はありません。開業するのはもちろんドクターですが、その開業までの準備過
程には会計事務所をはじめとして、コンサルタント、設計事務所、医療機器メーカー、医薬品卸会
社、広告会社、調剤薬局等の様々な人が関わっております。藤間事務所が中心となってそれぞれ
の得意分野の方々をコーディネートしますのでご安心ください!!
また、開業の前に税務的なシュミレーションも絶対に必須となります。例えば、開業の時期にもよ
りますが、立ち上がりの収入を予測して、専従者給与を支給したほうが得なのか否かを検討した
り、医療機器の税額控除や特別償却を考えると購入が良いのか、リースでも良いのか、又は一
部を購入にして残りをリースにした方が良いか等、開業前に検討しておかなければ税制上の優遇を受けられないケースもでてきてしまします。事前に検討するかしないかで、開業初年度からクリニック経営に大きな差が開いてしまいます。
人生で一度きりの開業を絶対に成功させるために、事前にできることは必ずやっておくことが必要です。
我々と一緒にクリニック経営を成功させ、優雅なセカンドライフをゲットしましょう!
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