総選挙の結果について

昨日の総選挙の結果、民主党を中心とする連立政権が発足する見通しとなりました。

下記は民主党が発表した政策の抜粋です。

	政策	内容
１０年度から実施	①子ども手当	中学校卒業までは子ども1人あたり月2万6,000円（10年度は半額）支給。全額支給にあわせて配偶者控除、扶養控除は廃止。
	②高校授業料	公立高校は無償に。私立高校生も相当額支給。
	③暫定税率の廃止	ガソリン税の場合、廃止で1リットルあたり25円引き下げに。
	④高速道路の原則無料化	10年度から段階的に進め、12年度から完全実施。
4年後までに実施	⑤消費税	税率引き上げは4年間「凍結」。
	⑥年金（関連法案を整備）	職業にかかわらず、すべての人が同じ制度に加入。転職しても面倒な手続きが不要に。
		満額で7万円の最低保障年金を創設。
	⑦医療・介護	75歳以上が入る後期高齢者医療制度を廃止し、現役世代と同じ制度に加入。
		介護報酬を引き上げ、職員の賃金を月額4万円に引き上げ。
	⑧雇用対策	製造現場への派遣を原則禁止し、新たな専門職制度を設ける。
		すべての労働者に適用する全国最低賃金（時給800円）を設定。全国平均で時給1,000円を目指す。
	⑨中小企業対策	法人税率を現行の18％から11％に引き下げ。
	⑩地球温暖化	温暖化ガスを20年までに90年比25％削減。 （現行の05年比15％減より厳しく）

（H21.8.31日経新聞朝刊より抜粋）

上記のうち、税金面に関する項目は⑤・⑨になります。また、⑥・⑦はクリニッ

クの収入面において直接影響してくる項目になります。医療政策については「詳

細版」があり、従来の方針とは異なり「社会保障費削減方針の撤廃」や「診療報

酬の増額」を打ち出しております。

ご興味のある方はこちらをご覧ください。

↓

http://www.dpj.or.jp/policy/koseirodou/index2009_medic.html

財源の確保が相当大変だと思いますが、いずれにしても、上記の項目が実行されて初

めて本当の政権交代が実現したといえるのではないでしょうか？

今後の動向に注目するとともに正確な情報をいち早く入手することが重要となり

ます。