平成18年6月の医療法改正により、平成19年4月1日以降に始まる会計年度から、都道府県知事に提出された医療法人の事業報告書等提出書につきましては、閲覧対象となりました。
どのような手続で閲覧ができるのかしら?、本当に見せていただけるのかしら?などと思っていた筆者は、ある日、東京都庁にそっと様子を見に行ってきました。
都庁南23階・福祉保健局医療政策部医療安全課医療法人係が閲覧受付窓口になっていました。都庁には3階の都民情報ルームにも閲覧コーナーがありますが、医療法人の事業報告書等の閲覧は23階になります、とのことでした。
窓口で閲覧したい旨を伝えると、「閲覧書類閲覧請求書」の記載・提出が必要と言われ、受付横の記帳コーナーで記入、提出し、書類が出てくるのを待っていました。その時、書類に押印は不要でした。
提出した書類がどんな風に出てくるのか楽しみにしていたのですが、なんとリングファイルが登場!しかも1冊のファイルに100~200法人位、まとめて綴じた状態で登場!書類はコピーされたものでしたが、あまりに簡単に貸借対照表や損益計算書が見れるので、ちょっとびっくりしました。書類作成はこれまで以上に慎重に行わなければならない、と思いました。
ご自身の医療法人がどのような状態で閲覧されているか、また、他の医療法人の財産状態・経営成績はどのような状態なのか、都庁に行かれる機会がございましたら、一度、閲覧されてみてはいかがですか?
閲覧方法の詳細はコチラ → 東京都福祉保健局
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