アメニティーの準備はしなくても開業は出来ます。しかし、立ち上がりの患者数や再来患者数に影響するのも事実です。また既に開業しているクリニックでも再度、チェックしてみてはいかがでしょうか?今回は、アメニティーについてのチェック項目を考えてみました。
チェック
1.わかりやすい診療所の名称
2.わかりやすい電話番号
3.患者様の目につきやすい看板
4.入りやすく駐車しやすく出やすい駐車場
5.玄関外部の喫煙用ベンチと灰皿
6.玄関の靴履き用の椅子と使いやすい靴べら
7.清潔で蒸れないスリッパ
8.間取りにあった自動ドアの方式(センサーかタッチパネルか)
9.ガラスがあることを気づかせる工夫
10.ピンク電話と最新のタウンページ、ハローページ
11.タクシー会社の電話番号
12.バス、電車の時刻表
13.わかりやすい院内サイン(室名札、案内札)
14.車椅子
15.低いカウンターと座った姿勢での受付、会計
16.患者様の好む新聞雑誌
17.さり気なく置かれた老眼鏡
18.浄水器の付いたティーサーバー
19.季節の花と観葉植物
20.加湿器と空気清浄器
21.悪臭除去
22.禁煙の標示
23.手が届くところにおいてあるティッシュペーパーと屑かご
24.院長プロフィール、スタッフ紹介の掲示物
25.後方支援病院の案内掲示物
26.調剤(院内か院外か)に対する院長の考え方の掲示物
27.トイレ、洗面台のペーパータオル
28.赤ちゃんのオムツ交換台とウェットティッシュ
29.定時に清掃するトイレ
30.BGM、テレビ、ビデオ
31.診療開始前と昼休みの受付順番がわかる仕組み
(ノートか診察券入れか)
32.検温前後のさり気ない体温計の消毒(酒精綿使用)
33.診察室の遮音性
34.レントゲン室の温かさ、透視後の患者の後始末
35.感染症の患者の対応
36.飲み方がわかる表示の薬袋(「1日1回毎食後」の実例)
37.温度と湿度と明るさの調整
38.院長とスタッフの昼食後の歯磨
39.院長とスタッフの笑顔
40.診察券(大きさ、材質、電話番号、地図、診療時間、休診日)
41.要所にある見やすい時計
ただ、医師をしていれば儲かるといった時代は過ぎ、開業医にも経営努力が求められる時代になりました。上記項目のような細かい気配りや心配りも大切なことのように思えます。
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