厚生労働省は、来年度から始まる特定健診・特定保健指導について、特定健診・特定保健指導のアウトソーシング先実態調査の結果を公表しましたので、ご報告致します。 特定健診の受託を考えている施設 ① 診療所・・・・・・・・・・・・・・・・47.34% ② 病院・・・・・・・・・・・・・・・・・39.95% ③ 株式会社・・・・・・・・・・・・・・・ 0.06% 年間実地可能件数 ① 500件未満・・・・・・・・・・・・・・15.28% ② 500件以上5,000件未満・・・・・・・・58.05% ③ 5,000件以上15,000件未満 ・・・・・・15.28% ④ 15,000件以上50,000件未満・・・・・・ 7.26% ⑤ 50,000件以上 ・・・・・・・・・・・・ 4.13% 健診単価 ① 6,000円未満・・・・・・・・・・・・・44.08% ② 6,000円以上11,000円未満・・・・・・ 47.59% ③ 11,000円以上16,000円未満・・・・・・ 6.39% ④ 16,000円以上・・・・・・・・・・・・ 1.94% 特定保健指導の受託を考えている施設 ① 病院・・・・・・・・・・・・・・・・・42.40% ② 診療所・・・・・・・・・・・・・・・・37.06% ③ 株式会社・・・・・・・・・・・・・・・ 3.63% 動機付け支援単価 ① 6,000円未満・・・・・・・・・・・・・・42.09% ② 6,000円以上11,000円未満・・・・・・・ 34.34% ③ 11,000円以上16,000円未満・・・・・・・12.99% ④ 16,000円以上・・・・・・・・・・・・・ 7.55% 積極的支援単価 ① 16,000円未満・・・・・・・・・・・・・・12.08% ② 16,000円以上30,000円未満・・・・・・・ 44.51% ③ 30,000円以上50,000円未満・・・・・・・ 32.02% ④ 50,000円以上・・・・・・・・・・・・・・ 8.56% 特定健診は、定期健康診断に特定健診の項目を追加する形で、診療所や病院で行われることになると予想出来るのですが、特定保健指導については、管理栄養士や健康運動指導士の問題から、病院や診療所で積極的に取り組むところは少なく、結局は、第三者機関が担うことになるだろうと思っていました。 しかし、上記の結果を見ると特定保健指導の受託を考えている病院が全体の42.40% 診療所が全体の37.06%を占めるとは、少し驚きでした。皆さんは、この結果をどう思われますか?
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