【リース取引の分類 リース取引は3つに分類されます。】
①リース取引は、ファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引
に分類されます。
②また、ファイナンス・リース取引は、所有権移転ファイナンス・リース取引と
所有権移転外ファイナンス・リース取引に分類されます。
したがって、リース取引は、3つに分類されることになります。
③リース会計基準ではこの分類別に次のように会計処理を定めています。
【リース取引の会計処理 新旧での変更箇所は所有権移転外ファイナンスリース取引】 | ||
リース取引の分類 | 会計処理 | |
ファイナンス・リース取引 | 所有権移転ファイナンス・リース取引 | 売買処理 |
所有権移転外ファイナンス・リース取引 | 売買処理 (改正前は賃貸借処理許容) | |
オペレーティング・リース取引 | 賃貸借処理 |
【各リース取引の定義 ノンキャンセラブル・フルペイアウト=ファイナンスリース】
会計基準では、次のいずれをも満たすリース取引をファイナンス・リース取引とし、
それ以外のリース取引をオペレーティング・リース取引としています。
|
リース契約に基づくリース期間の中途において当該契約を解除することができないリース取引又はこれに準ずるリース取引 |
フルペイアウトのリース取引 | 借手が、当該契約に基づき使用する物件(以下「リース物件」という。)からもたらされる経済的利益を実質的に享受することができ、かつ、当該リース物件の使用に伴って生じるコストを実質的に負担することとなるリース取引 |
また、ファイナンス・リース取引を、リース契約上の諸条件に照らしてリース物件の
所有権が借手に移転すると認められるもの(「所有権移転ファイナンス・リース取引」)
と、それ以外の取引(「所有権移転外ファイナンス・リース取引」)に分類する
とされています。
ナマステ エーカム・ショーゴ拝
コメント