「コンビニの数より歯科医院の数が多い」という話しをよく聞くと思います。定価販売をしていたコンビニですら、定価より値下げした商品の販売が徐々に進んできています。売上拡大のためには、今までの手法とは違った販売戦略をとる必要に迫られているのです。これは、歯科医院においても同じことが言えます。
しかし、新しい商品開発をするのには時間がかかるでしょうし、自由診療の値下げとなるとそれに見合った利益を確保するために、何らかの対策をしなくてはなりません。やっていかなければいけないことでしょうが、なかなかすぐには出来ないものだと思います。そこで、既存の商品・サービスのアピールの仕方を考えてみてはいかがでしょうか?
例えば、「ホワイトニング」について考えてみます。ホワイトニングは短期間で効果が薄れてしまい、持続性がないため、あまり勧めていない歯科医の方もいらっしゃると思います。確かに、持続性がないかも知れませんが、逆に考えますと短期的な場面であれば、ニーズがあるということになります。
「ブライダルホワイトニング」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、結婚式を直前に控えた花嫁さんに対して、ホワイトニングを提供するというものです。ブライダルエステのように、結婚式の時だけでも綺麗に見せたいということで、普段エステに行かない女性でもこの時だけはエステにいったりするものです。ホワイトニングも同様に、この時だけでも「白い歯」でいたいという女性がいるのではないでしょうか?結婚式で、「白いドレス」に「白い歯」はとても似合うと思います。まさに短期間の効果でよいものです。
「ブライダルホワイトニング」とインターネットの検索サイトで検索してみますと、花嫁向けにホワイトニングを実施している歯科が多数ヒットします。エステに続いて徐々に浸透してきているのではないでしょうか?
ニーズがあるのであれば、院内掲示やホームページに花嫁さんに対してアピールしてみてはどうでしょう?今までよりもホワイトニングをされる方が増えるかも知れません。
このように、今ある商品・サービスでもアピールの仕方で収入源となりうる可能性もあります。打つ手を打ってますか?打つ手は無限です!
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