仮払金とは一体どういうときに使う科目なのでしょうか。
仮払金とは文字通り一時的な現金等の支払などを処理する未決済勘定です。決算時において基本的に仮払金はすべて精算処理しなければなりません。
例えば、海外出張など個人で立て替える場合には、負担が大きい場合などで、事前に出張中の旅費を概算払し、出張の終了時に実際にかかった費用を精算します。
このように仮払金は、一時的な未決済勘定ですので、確定の都度、正しい勘定科目に処理する必要があります。
決算では、原則仮払金はすべて精算処理を行い本来の勘定科目で処理する必要があります。決算や月次決算時に仮払金の残高明細を作成し、未処理のものが残っていないかチェックする必要がありますので、ご注意ください。
by グッピー