待合室に関連する改善ポイントは数多くあります。患者様を待たせないためのシステム作り、待ち時間を長いと思わせないための工夫、清潔な印象作り、各種アメニティの導入・・・
その中でも今回は、掲示物にスポットを当ててみます。
待合室の掲示物の改善は、システム作りなどと違って即実行可能です。連休中に気合を入れて、掲示物をスッキリ整理してみましょう。
例えば、次のようになってはいませんでしょうか。
×配布されたポスターをそのまま並べて貼り付けている … 大きさやレイアウトが不揃いなものを並べると、雑然とした印象を受けます。枚数も多くなりがちです。
×ポスターの端が破れている、変色している … 不潔な感じを受けます。
×掲示物が多すぎる … どれが重要なのか分からず、あまり読んでもらえません。
待合室は、クリニックの顔とも言える場所です。このような状況では、クリニックに対する患者様の印象を悪くしてしまいますし、本来の情報発信機能も十分に果たされておりません。
改善のポイントとしては、以下の点に気をつけてみて下さい。
○ 見た目が古いもの、情報が古いものはありませんか?掲示しても逆にマイナスとなりますので、定期的にチェックしましょう。
○ 誰の目にも留まる場所は限られています。内容を吟味し、重要なものを目立つ場所に掲示しましょう。その他の掲示物ははがしてすっきりさせましょう。ポスターでなくチラシにするのも一案です。
○ クリニックの情報を積極的に流しましょう。例えば診療方針、診療内容、実施している検査などはどんどんお知らせしましょう。
○ 枚数が多く、雑然としている場合は、一度全てはがしてみることもお勧めです。その後上記のポイントに従い整理してみるといいでしょう。
さらに重要な点としては、
○ 掲示物はぜひとも自作しましょう!お知らせしたいことを箇条書きにすることで、ポスター数枚分の内容を詰め込むこともできます。イラスト入りだと目にも留まりやすいですね。
いかがでしょうか。掲示物などはつい放置してしまいがちですが、「汚い・分かりにくい・読みたくない」掲示が原因で患者様の印象が悪くなったらもったいないですね。「きれい・分かりやすい・読みたくなる」掲示で、患者様へクリニックの独自性をアピールしましょう!掲示物を工夫することで口コミを増やした例もありますので、一度イメージチェンジするつもりでやってみてはいかがでしょうか。
掲示物一つとっても、この他にもいろいろアイディアがございます。TOMAグループでも数多くの成功事例を蓄積しておりますので、ご興味・ご相談等ございましたらお気軽にご連絡下さい。
TOMAグループ医療部門・・・http://www.toma.co.jp/hospital/interview.html
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