新年あけましておめでとうございます。
【1】今年こそ『経営理念の作成と確立と浸透』をしませんか?
「経営成功要因の50%は経営理念の確立と浸透」
「価格で取った商売は価格で取られる。商品力で取った商売は商品力で他に取られる。
長いおつきあいをするためには、価格や商品力でなく、
人や会社の持っている考え方や理念に惚れるか惚れないかが大事」(松下幸之助)
「経営理念のある会社と無い会社で経常利益が1.76倍ちがう」<宮田教授>
経営理念は社長の人生そのものであり、それが社員の幸せをつかめるものです。
ですから、入社の時に、経営理念に共感してくれた人を採用し、在職している社員には
経営理念に共感できる人だけ残ってもらうのです。<共感できない人には辞めてもらいます>
「この指とまれ経営」と言っています。
TOMAは「明るく元気前向き」が経営理念の柱です。
藤間秋男の人生が明るく元気前向きできて、特別能力があるわけでも頭が切れるわけでもなく、ただ「明るさ」と「元気さ」と
「前向きさ」でここまできたので、社員にも各自のすばらしい個性や能力のうえに「明るく
元気前向き」をプラスしてくれたら、お客様から多くのありがとうがもらえる本物の
一流専門家になれると思い、言い続けているのです。
経営理念の確立と浸透のために
1.「明るく元気」の程度によってボーナスも上下します。
2.お客様へのお約束12ヶ条<2>に
「明るく元気な挨拶や電話対応が無い時は、その月の顧問料1ヶ月分返却します。」
3.諸会議の前には必ずTOMAの使命、経営理念の唱和をしています。藤間も年中言い
続けています。
4.会社のあらゆるところにTOMAの使命、経営理念を掲示しています。
以上を始めてからTOMAは業績が毎年10%成長してきて、定着率もかなりあがってきま
した。
さらに、事業承継のバトンタッチの時の後継者の条件として、TOMAの使命、
経営理念を実行してくれる人を指名する予定です。そうでない人は指名しません。
この経営理念で成長してきているのですから、当然です。
以上、今年は
1.経営理念のない会社は経営理念をつくり、掲示し朝礼で唱和しませんか?
2.経営理念のある会社は社長の人生観や生き様に合致しているか。社員の幸せづくりに
合致しているか見直しませんか。見直しして掲示し、朝礼で唱和しませんか。
そのためにTOMAは顧問契約先の皆様に社長の人生を語ってもらう「共感プログラム」
でヒアリングをさせていただき、お客様と一緒に経営理念づくりの
お手伝いをしていきたいと思っています。
( http://www.toma.co.jp/genki_room/index.html →TOMAレポート1月号で、
共感プログラム資料をご覧いただけます)
更に深めたい方は、日本創造教育研究所の「経営理念塾」などもご紹介していきます。
まず今年は、経営理念をつくりませんか?
TOMAはお手伝いいたします。
【2】12月「理念と経営」の勉強会報告。
〈すごく学びがあります。70名が参加し、経営者の学び、後継者の学び、社員の学びが
それぞれあります。是非1回はご出席下さい。同じ内容を月4回やっています。〉
〈A〉ラーメンチェーン店 一風堂 社長 河原成美
従業員数1100名<正社員110名>。ラーメン職人選手権3連覇 ラーメン王座決定戦優勝。
上海にも7店舗。
1.本当の意味での頑固な職人は、常に自分に厳しく、常により良い味を追求します。
そのために自分自身を変えていくことが不可欠だと思うのです。
2.自行化多<仏教>
自分が成長しないと、人を変えることはできない。
3.1人のお客さまへの目配り、気配り、心配りの徹底することの大切さを知ってもらい
たい。「すべては1人のお客様と一杯のラーメンから」
4.私はいつも自分に「今いるところが最後の砦ですべての始まり」
新入社員に「まずは3年や」「3年頑張れないようなら入ってくるな」と
言い聞かせてやってきました。
<B>働けば孤独の影は磨かれる〈小説 松下幸之助〉
1.松下幸之助は小学校中退なので9才で仕事をしていた。周りの人からいろいろ学んだ
2.辛抱が一番大切。辛抱が人間をつくるんや、辛抱してガンバったら誰かが必ず助けて
くれる。
3.人間はその声に人間性がでるんやで、顔の表情もそうやけど、一瞬にして見抜かれる
んや。
4.人に光を当てる経営とはダイヤモンドの原石を磨くようにそれぞれの人がもっている
すぐれた素質を活かすようにする努力が必要。
5.「縁ありて花ひらき、思ありて実を結ぶ」
・人を大事にした分、必ず人に大事にされる
・縁は相手から切られても、こちらから切ってはいけない。
6.本当の孝行は「立派になること」。
<C>部下を伸ばす上司⇒部下の言葉に耳を傾ける人
部下を潰す上司 ⇒部下の言葉に耳を傾けない人
人が育ちにくい。
【3】一倉定の経営心得〈日本合理化協会出版局〉
1.事業成功の成否は社長次第で決まる。
2.わが社の赤字は、お客さまを忘れたのが原因である。
3.いい会社とか悪い会社はない。あるのはいい社長と悪い社長です。
4.経営計画書は社員の心に革命をもたらし、会社に奇跡をもたらす「魔法の書である」
5.経営計画は社長の決意を表明したものであり、定期的な達成度チェックは、
社長の執念の現れである。
6.危険がないと感じた事業こそ、失敗の危険が大きい。
7.開発部門は独立させ、社長直轄とせよ。
最近のコメント