少年老い易く学なり難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ醒めず地塘春草の夢
階前の梧葉すでに秋声
意訳すると、人は、まだ若いと思っているうちに、すぐに老人になってしまい、学問はなかなか進まないものだ。
だから、少しの時間も無駄にしないで、勉強しなければならない。
池の上の春草の上でうつらうつらと甘い夢を貪っているうちに、階段の前の梧桐の葉には、はや秋風が吹き寄せている。
歳月のたつのは、まことに早いものだ。
これは、学問を勧める詩として、昔から多くの人々に愛誦されてきた名詩ですが、
ここに歌われていることは、永遠の真理といっていいでしょう。
年配者は実感しているはずです。
こんなに早く年を取るなら、若い時からもっと真剣に勉強をしておけばよかった、と。
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