いま、夢も希望ももたない若者が増えてきているといわれています。
定職につかず、職を転々としてしまう人や、「ニート」「引きこもり」と呼ばれる人たちは現実に未来に夢や希望がもてないというのです。
その最大の原因は、「お金を稼ぐこと」が人生の最終目標になっているからではないか?
またマスコミなどによって、そのように思い込まされているからではないか?と思うのです。
「お金を稼ぐのはよいことだ」「お金をたくさん稼ぐ人が偉い」
などと教え込まれながら、現実にはなかなかうまくいかない。
それなら、汗水流して働いたって仕方がないじゃないか。
そのように考えてしまうと、夢や希望などもてるはずもありません。
しかし、私の経験からいいいますと、夢や希望などというものはお金で買えるものではありませんし、
またお金を稼ぐこととイコールの関係でもないのです。
若いうちは、「誰かに認められたい」「いい格好をしたい」というシンプルな目標から始めてもよいと思います。
ただし、人様から認められ、いい格好しようとするには、何か世の中のためになることをしなければなりません。
まずは、世の中のためになることは何かを一生懸命考えることです。
そして、それを実行することです。
本気でやり続ければ、やがて小さな成功体験を味わうことができるはずです。
そうすると、楽しくてやめられなくなります。
それが生きがいになり、夢や希望をもつことにつながります。
とことん考えると、人は世のため人のためになることをすべく生まれてきたことがわかります。
現に、私自身もそうだったのです。
こうした根源的なことを見つけるのも、何かに真剣に向かい合うことから始まるのだとつくづく思います。
最近のコメント