誰にでも運と不運は平等にきます。
だから今がついていない時期なら、そのあと幸運な時期がきっとくるはずです。
不運の度合いが大きければ大きいほど、これからやってくる運も大きくなるの。
だからつらくても「今は運をためてる時期なんだ」と思って耐えていれば、いつか状況は変わっていきます。
運の神様は、そうそう一人の人間ばかりいじめません。
「生まれながらの運」というのがあります。
大金持ちとか立派な仕事をしている家に生まれたから、運がいいわけじゃないんです。
むしろその逆。
「家がものすごく貧乏で、おもちゃもゲームも買ってもらえなかった」
「おやじがどうしようもない大酒飲みで、酔うと家族に乱暴した」
「だらしのない母親で家は散らかし放題。母親にかわいがってもらった記憶がない」
生まれながらに運を持っているのは、こういう人たちなんです。
つらい環境や子育てに向かない親の元に生まれてきた人って、最初から運がプラスの状態になってるの。
世間の人から、「かわいそうな生い立ちね」と言われる人は、僕からいわせればすごくラッキー。
こういう人は、自分の境遇を恨まず、ごくふつうに生活を送っているだけで、必ず幸運がやってくるんです。
その代わり、今目の前にある現実を嘆いたり、親を罵(ののし)ったり、不平不満を言うたびに運はだんだんと消えていきます。
勝負にまつわる運も、生まれながらのものです。
父親がギャンブルで財産を使い果たし、母親はへたなくせにパチスロが大好き、なんていう夫婦の子供は、
親がぜんぜん運を使ってこなかった分、すごい勝負運を持って生まれてくるかもしれないいね。
仕事をするときは勝負運の強い人と組むといいんです。
僕のつくった番組が当たったのは、そういう人たちの運をもらったからでもあるの。
自分になくてももらえばいいです。
だから人間関係は大事にしなくっちゃいけないの。
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