日本企業が生き残るためには、リーダーの役割が最も重要だ。従業員の能力は高く、基礎技術もあり、資金もある。
結局、リーダーが道を誤らなければ、大概の日本企業は生き残っていける。大企業にしてもベンチャー企業にしても、
一時期隆盛を誇りながらも倒産に至ってしまった企業を見ると、多くの場合、主因は経営者の失敗にある。そして、
その失敗の原因は、経営者が私利私欲に走ったり、自分への過信から周囲の意見に耳を貸さなくなったりすることにある。
私は、リーダーたる者は、「無私の心」を持たなければいけないと思う。
倫理観を磨き、組織やパブリックのために、自らを犠牲にする精神を身につけなければいけない。
そうした資質は一朝一夕で身につくものではない。したがって、企業はリーダー育成を最大の課題として、常に全力を尽くさなければならない。
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