「プロの条件②」
3. 「準備をする」。
プロは「絶対に成功する」という責任を自分に課している。
絶対に成功するためには徹底して準備をする。
準備に準備を重ねる。自分を鍛えに鍛える。
そうして勝負の場に臨むから、プロは成功するのである。
アマは準備らしい準備をほとんどせず、まあうまくいけば勝てるだろうと、安易な気持ちで勝負に臨む。
この差が勝敗の差となって表れてくるのである。
表現だけを変えれば、プロは寝てもさめても考えている人である。
起きている時間だけではない、寝ても夢の中にまで出てくる。それがプロである。
少しは考えるが、すぐに他のことに気をとられてしまうのがアマの通弊である。
4. これこそプロとアマを分ける決定要因である。
プロになるためには、欠かせない絶対必要条件だと言える。
それはプロは「進んで代償を払おうという気持ちを持っている」ということだ。
プロであるためには高い能力が不可欠である。
その高い能力を獲得するためには、時間とお金を惜しまない。
犠牲をいとわない。代償を悔いない。
それがプロである。
犠牲をけちり代償を渋り、自己投資を怠る人は絶対にプロになれないことは自明の理であろう。
最後に一流といわれるプロに共通した条件をあげる。
それは「神は努力する者に必ず報いる、と心から信じている」ということである。
不平や不満はそれにふさわしい現実しか呼び寄せないことを知り、感謝と報恩の心で生きようとする、
それが“一流プロ”に共通した条件である。
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