IT のちから」とは、魔法のように唱えれば簡単に願いが叶う...ものではありません。
パソコンやソフトを購入すれば業務効率が上がる、
売上が上がると考えている方もいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。
「IT のちから」を使って業務効率が上がるのは?
⇒現状の業務フローの中で効率を下げている問題点を明確にする。
⇒問題点を改善するために必要な機能を備えたシステム等を導入する。
売上が上がるのは?
⇒営業に役立つ情報(売れ筋商品、死に筋商品、顧客別・担当者別実績等)を明確にする。
⇒上記の情報をすばやく抽出できる仕組みを構築し、実際の営業戦略に役立てる。
【IT 化のポイント】
① 業務フローを見直し、問題点を明確にする。
② 問題点を解決する上で必要な機能を明確にし、システムを選定する。
③ 既存の作業工数やコストを明確にする。
④ システムを導入した場合にかかるコストを明確にする。
・ 導入コスト(システムの購入、構築設置、管理者への研修等)
・ 運用コスト(システムの保守費用、運用やシステムトラブル対応時の人件費等)
⑤ システムを導入した場合のメリット(コスト削減効果や売上UP 効果)を明確にする。
⑥ 上記③~⑤を比較して導入する価値があるかどうかを判断する。
※5つのポイントの中で一番難しいのはやはり②のシステムの選定でしょう。
パッケージソフトであっても、選択を間違えると多大な損失につながります。
カタログを熟読し、気になる点は営業担当者に確認、
体験版の利用や実機の貸出などで検証する必要があります。
カスタマイズのシステム構築の場合には、現場の業務内容をヒアリングし、
IT 知識を備えた人間がソフトウェア開発業者との間に立って調整する必要があります。
IT コンサル課では様々な業種業態に合わせた業務改善の提案を行っております。
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