足立信也厚生労働政務官が、1月19日に行われた政務三役会議後の記者会見で、来年度の診療報酬改定について、電話対応や他の医療機関の紹介などの「かかりつけ機能」を診療時間外にも発揮し、診療時間外の対応や他の医療機関への紹介などをきちんとやっている医療機関とそうでない医療機関とで再診料と外来管理加算の合計額に差があるのは当然だとの考えを示しました。
今後は、退院後の管理や通院による検査・治療が増えてくることが考えられます。診療時間外の対応や他の医療機関への紹介などをきちんとやっている医療機関と、診療時間外は対応しない医療機関やほとんど投薬しかしないような医療機関に差を付けるのは当然と言えるでしょう。
この考え方によると、しっかり地域医療をやっている医療機関にプラスする財源は、地域医療をやっていない医療機関から削って捻出されることになるかも知れません。
医師が一人で診療を行っている診療所などは、診療時間外の対応をどこまで実現できるのか、疑問が残ります。
最近のコメント