こんにちは!皆さまいかがお過ごしでしょうか?ブログの更新がだいぶ空いてしまいまして申し訳ございません。
確定申告もようやくひと段落し、ふと見渡すと近くの通りの桜がいつのまにか八分咲きになっていてびっくりしました
忙しくて気がつかない間にも季節は巡っているのですね・・・
さて「びっくりな」トピックスといえば、つい先日追加経済対策の一環として、贈与税を時限的に減税する案が与党などで浮上しているというニュースが飛び込んで参りました。
自民党の有志による議員連盟の案によると、主な内容として3年間に限り、①贈与税の基礎控除(年間110万円)を2,500万円まで引き上げ ②住宅購入・改修資金、自動車購入などには控除を上乗せ ③課税価格に応じて10~50%に分かれている累進税率の引き下げなどが提言されているそうです。
現在資産移転を促す税制では、2,500万円の無税枠が使える相続時精算課税がありますが、こちらは最終的に相続が発生した場合には、相続財産に持ち戻して相続税として計算し直すことになります。
それ以外に非上場株式等に係る相続税・贈与税の納税猶予制度がありますが、あくまで「納税の猶予」であるため、今後の状況によっては支払わなければならない場合も考えられます。
そのため元の税金自体が安くなるかもしれないこの案はかなりインパクトがあると言えるでしょう。
・・・とはいえあくまでまだ案の段階、富裕層ほど恩恵が及ぶ優遇税制が支持されるかどうかの部分も不透明であり、また制度の内容も詳細は不明であるため、今後の動向については「気がつかない間に」ということがないようにしたいと思います。
お問い合わせ先:0120‐944‐733
事業財産承継部 浅原
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