「職人心得三十箇条」というものがあります。
これは、いま最も注目されている家具職人集団「秋山木工」の教えです。
「心が一流になれば、技術も必ず一流になります。
秋山木工の『職人心得三十箇条』は、職人としての心構えを説いたものです。
でも、特別なものはひとつもありません。
礼儀、感謝、尊敬、気配り、謙虚な心・・・など、昔から日本人が実践してきた教えを大切にすれば、『心』は自然と育ちます」
この言葉は、秋山木工代表 秋山利輝氏の言葉です。
以下、その気になる三十箇条を半分(十五箇条)だけご紹介させて頂きます
1,挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
2,連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
3,明るい人から現場に行かせてもらえます。
4,周りをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
5,人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
6,愛想よくできる人から現場に行かせてもらえます。
7,責任を持てる人から現場に行かせてもらえます。
8,返事をきっちりできる人から現場に行かせてもらえます。
9,思いやりのある人から現場に行かせてもらえます。
10,おせっかいな人から現場に行かせてもらえます。
11,しつこい人から現場に行かせてもらえます。
12,時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。
13,道具の整備がいつもされている人から現場に行かせてもらえます。
14,掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。
15,今の自分の立場が明確な人から現場に行かせてもらえます。
「一流を育てる」
秋山利輝 著
現代書林「元気が出る本」出版部より
職人の世界だけではなく、商売をなさっている方や、スポーツを指導されている方、教育に携わっている方には特にオススメです
子育てにも通じるものがあると思います。
本当に基本的なことかもしれませんが、この基本的なことを蔑ろにして技術を教えてくれって言ったって、将来その技術、発揮できないでしょ・・・
心が伴わない人が、いくら良い技術を持っていても、だれもその人から欲しいと思わない。
まずは「心」なのではないでしょうか。
自分もまだまだ未熟なので、「心」磨いていきます!!!
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