『目の前の人』（「100人の一歩～応援ブログ」より）（第1960号）

あるバンドがスターになることを夢見ていた。

田舎のライブハウスで活動していたが、

ある時こんなことを言った。

「観客が1000人位いれば、スゴイ歌を聴かせて盛り上げられるのに・・・

たった３０人の観客の前で歌っても盛り上がらない！

時間の無駄だよ！」

と。。。


もし、そのバンドが

その３０人を最高に盛り上げて楽しませることができたら

きっと今度は観客が６０人に増えるでしょう。

そして６０人が１２０人になり・・・

いつの日か1000人になる日が来るでしょう。


今やっていること

目の前のことをないがしろにして

つまらないと思ったり

何の役にも立たないと思ったり。。。

それこそ勿体ないと思います。

今の自分のやるべき仕事を

精一杯やってこそ

次の仕事につながり、自信になる。


お客様・観客は、その人の才能や能力だけではなく

その人の『姿勢』もちゃんと見ているのだと思います。

「目の前にいる人を満足させなければ

その先の人を満足させることはできない

そして

大勢の人を喜ばせることもできない」

今の自分の力を出し切ること

目の前の人を喜ばすことが

一番の近道のように感じます