しょっちゅう腹を
たてている人がいますが
そんなことしてると
免疫力が落ちて
病気になってしまいますよ
阪神淡路大震災のときのハナシです。
夜の十二時すぎ
避難所に、おにぎりが届きました。
まだ大火災が続いているなかをぬって
市役所の職員さんが必死で届けた物です。
おにぎりの数はわずかです。
老夫婦が、ひとつ分けてもらいました。
「こんな大火災のなか、有難うございます。
ひとつを夫婦で、半分ずついただきます」
と、涙ながらに合掌しています。
いっぽう、隣の若夫婦は
「ワシら朝から何も食っとらん。
こんな夜ふけになって、冷たいにぎりめし一個だけか!
ワシらを餓死さすつもりか!」
同じ現実でも、こうも違うのです。
犬がほえても、しゃくにさわる。
上司に注意されても腹がたつ。
マイナスに受けとめると
何でもかんでも腹がたちます。
マイナス感情は体によくありません。
そのことは現代医学で証明されています。
腹をたててばかりいると、とうとう
腹もたてられない病人になってしまいます。
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