1.TOMAは5月から、10月の新年度スタートに向けた「次年度経営行動計画会議」
を開催しています。皆様の会社はどうしていますか?
(1)5月 所長と総務部長で、次年度基本方針、組織の打ち合せ
(2)6月 ・次年度No.2の5人と打ち合せ
・次年度No.2と部長とで、1泊2日の泊まり込み合宿で打ち合せと懇親会
(No.2と部長のコミュニケーション創り)
(3)7月 ・No.2、部長、次長、課長の幹部で打ち合せと懇親会
(幹部のコミュニケーション創り)
(4)8月 ・全社員に組織(案)などの発表
・幹部で打ち合わせ
(5)9月 ・第一土曜日、全社員で次年度の具体的行動計画の打ち合せと発表
(6)10月1日 経営行動計画発表会で、所長基本方針、各部門長の部門方針やプロジェ
クト方針の発表と大懇親会(昨年度の表彰と今後の決意表明、全員の
コミュニケーション創り)
TOMAグループは、お客様から尊敬され、見本となる経営をするため、20年以上も前
から経営行動計画書をきちんと作ってきました。それは、人間が育ち、将来の社長候補を
たくさんつくるためでもあります。
人間が成長するためには、
A.考えさせる
B.発言させる
C.行動させる
D.反省させる
この連続が、人間を成長させるのです。
今回の経営行動計画は、5人のNo.2を所長が決めただけで、あとは5人のNo.2が
ほとんど策定しました。
経営行動計画書も、20年前は私が100%つくりましたが、10年前は50%、
昨年5%、今回は「0%」と所長は全く文面をつくっていません。
権限委譲をしていっています。
それは何故か?
藤間秋男は不滅でなく、衰えるし、死ぬのです。
しかし、TOMAグループは永遠に成長発展し続け、不滅でなければならないのです。
だから、権限委譲し将来の社長候補をどんどんつくっていかなければならないのです。
私の最近の肩書き「明るく・元気・前向き・百年企業創りコンサルタント」として、
率先してTOMAグループを百年、二百年企業にしなければならない使命があります。
皆様も是非、毎年経営行動計画をきちんとつくりませんか?
TOMAが、お手伝いいたします。
2.「運がある人」「ツキがある人」(週刊現代)
(1)ツキで勝てる時間は短い(麻雀プロ 井出洋介)
・転落型-麻雀でツキのない時、ひたすらアガリを目指して、闇雲に振り込む。
・成功型-麻雀で不運を意識しながら、じっと耐え、ガマンしながら行動を起こしていく。
☆麻雀でも運・不運は確かにあります。
そんな時「焦るな」「諦めるな」「キレるな」「腐るな」という4ヶ条を
自分に言い聞かせてきました。(井出洋介)
私、藤間も高校大学生の時は、麻雀は強い方でした。
大学3年の時、週刊大衆の全国学生麻雀大会で関東大会ダントツ1位で、全国大会7位
でした。今は、5年に1回くらいしかやりませんが。
その時も、ツキのある時とツキのない時を必ず感じて対応していました。(藤間秋男)
今の企業経営も同じで、今の状況はどうなのか?ツキのある時、ツキのない時を考えて、
行動すべきではないでしょうか?
(2)運をつかめる人、つかめない人の違い
「運をつかめる人」 ・何事においても明るく楽しめる人
・周りを明るく元気にできる人
・自分が「気分が良い」状態の人
・運のよい人とつき合う
・ライオン型-常に主体的に何かを追いかけている人
常に心を開いている人
「運をつかめない人」・暗い人
・運がないと思う人
・毎日がつまらない人
・欲の深い人
・シマウマ型-嫌なことを避ける行動の人、あきらめてしまう人
3.社長の勝ち癖(ワンマン)、社員の負け癖(イエスマン) (太田孝昭)
社長が、ワンマンですべて決定してしまうと、「社長の意見は正しい。その正しい事をやっ
ていれば良い」となります。社員は結果、考えない、指示待ちになります。
ということは、社長はいつも正しいので、「勝ち癖」になり、社員はそのまま何も考えない
「負け癖」になってしまいます。社員が考えて自発的に行動して、社員が勝って、初めて勝ち
組の会社になるのではないでしょうか?
TOMAグループも、社員が勝ち組になってきています。
4.社員の「やる気」こそ成功の起爆剤(日本経営合理化協会 理事長 牟田学)
何でもそうであるが、事を起こす際に成功の可否は、起こす当事者の「やる気」で決まるもの
である。やる気がなければ、成功しない。目標を達成した暁に、ポストアップ、報酬アップ
表彰制度、社内ベンチャー、利益配分、教育制度など「やる気」を起こす仕組みは多い。
特にポストを設けるというのは、やる気の最大の起爆剤である。規模が小さければ、余計に
大事である。これから、是非、社員を鼓舞する仕組みをつくって欲しいものだ。
5.船橋屋(200年続く元祖くず餅)の「伝統と革新」
先日、社長の渡辺さんの講演を聴きました。まだ45才と大変若いのですが、すばらしい
後継者だと思いました。
(1)「売る」より「つくれ」が家訓-「売る」努力より「つくる」努力をしなさいが、
家訓となっています。
(2) 経営理念-く・ず・も・ち ひと筋、真っ直ぐに。
【く】 くじけない心意気
【ず】 ずっと変わらない自慢の商品
【も】 もっと良いを実現する経営体制
【ち】 ちから強く、今ここに全力投球する人財
(3)「おいしい」は人を幸せにする。
(4)三方良し「売り手良し、買い手良し、世間良し」
(5)「老舗」の特徴
A.継続する価値観(次世代へつなぐ、のれんや理念。シンプル、長きにわたる)
B.うんちく(うるさいくらい言われる)
C.同族経営(良くも悪くも)
D.適正利潤(価格競争に入らない)
(6)老舗のまとめ「謙虚と信用を旨とし、目先の利に左右されず、多少の浮き沈みは自然
の摂理ととらえ、商売のプロセスと継続性を重視する。
6.万人幸福の栞11条「物はこれを生かす人に集まる」(万物生々) (丸山敏雄)
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(1)物は生きている
(2)大切に使えば、その持主のために喜んで働き、粗末に扱えば、すねて持主に反抗するだ
けでなく、時には、腹立てて食ってかかる。
(3)物は、これを愛する人によって産み出され、これを大切にする人のために働き、これを
生かす人に集まってくる。すべて生きているからである。
(4)金銭も同じで、むだに使わず、使う時思いきって使うことである。
(5)実は、金銭はその人の努力に正比例し、欲心(よく)に反比例して、集まってくる。
大富豪は、実は無欲、至誠の人でなければ行けない境地である。
(6)たらいの水 (二宮尊徳)
欲心(よく)を起こして、水を自分の方にかきよせると向こうににげる。
人のためにと向こうにおしやれば、わが方にかえる。金銭も物質も人の幸福も同じこと
である。
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