昨日、経営者が若い社員を評価する場合、2つの資質を重視し、一つは「関連性のあるものとないものを
区別する能力」であるという話をしましたが、もう一つは「仕事を早く処理する能力」です。
仕事を早く処理すれば、多くの仕事をこなすことができるのでさまざまな生産性を高めることができます
し、また、取引先からも注文の対応が早いと高く評価されることになります。
特に、現代のビジネスは時間との戦いだといわれていて、時間をいかに有効に活かすか、時間をいかに節
約するかが大きな課題になっているわけですが、仕事を早く処理する能力とは、とりもなおさず時間を有効
に活かすことなのです。
限られた時間の中で最大の効果を上げる仕事をするということで、これには、ただ与えられた仕事を手作
業として早く処理するということだけではなく、大局的かつ総合的な視点から先手を打ったり、工程を改善
するなどの取り組みも欠かせないのです。
仕事の重要度を区別する能力とともに、仕事を早く処理する能力を磨いて、より上のポジションに昇進していきましょう。
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