〔1〕TOMAグループ30周年(2011年10月)の12月に社員さん、パートさん全員でホノルルマラソンに出場するために、定期積立をスタートさせました。TOMAグループは「お客様と社員の幸せづくり」のために30周年に分社化をし、各分社の新社長を任命します。私は会長となり、各分社した新社長がリーダーシップをとってお客様と社員の幸せづくりに努力し続けます。そのスタートダッシュのために全員で一丸となってホノルルマラソンに参加します。一体感をつくります。
もしよろしければ、一緒に参加しませんか?たくさんで参加して飛行機2台チャーターしたいと思っています。リスク分散のために先発隊と後発隊で分けたいと思っています。
TOMA社員の参加条件は
(1)フルマラソン
(2)10キロマラソン
(3)マラソン参加者への水の配給やお手伝いをするボランティアのどれかに参加してもらうことが条件です。
皆様の会社でも、今から積立して行きませんか?会社内に一体感が生まれると思いますよ。藤間秋男は事業承継アドバイスが自分のライフワークだと思っています。そのためにTOMAグループでの事業承継をきちんとしてお客様の見本となりたいと思っています。そのために30周年にバトンタッチする社長候補をたくさんつくっています。今教育中です。その新社長が仕事をスタートするのに一体感を持ってスタートダッシュしてもらうためのイベントとしてホノルルマラソンを全員で参加することが重要だと思っています。
〔2〕自社株のトラブルの相談がすごく多いです。
(1)一族争いのために株のシェアー争いになっている。
(2)一族以外の人が株を持ち、多額の買取請求がきている。
(3)兄弟争いで議決権をとるために他の株主へのアタックがはげしい。
(4)議決権の関係で株主総会決議が否決されてしまった。
(5)経営にタッチしていない一人娘さんに株が相続され不安定な状況にあり、買収した い先が一人娘に日参している。
(6)大手会社に売上依存の高い会社が、大手会社から子会社化の要求をされている。
他、多数。
会社は誰のものという議論があり、心情的に言えば、社員のもの、社会のものといえま すが、争ったりすればやはり株主のものです。
TOMAグループは自社株対策のプロフェッショナルが20人います。藤間秋男は業界で は№1と自負しています。自社株でお困りの方は是非ご一報いただければと思います。 必ずやお役に立ちます。自信があります。
〔3〕「理念と経営」の勉強会より(本当に勉強になり実践に使えます。参加お待ちしています)
(1)ノーベル賞受賞 小柴昌俊
a.頭を振り絞り、考えぬけば「神」が下りてくる。
b.本当の能力は受動的でなく、能動的でなければ出ない。
c.研究者(経営者)なら今はできなくても、いつかは実現してやるという研究(経 営)の卵を3つか4つ抱いておけ。自分がいつかは実現したいと思っている目標をいくつ か持っていることが情報の取捨選択に役立つからです。
d.仕事を本気になって考え、それこそ頭を振り絞って考え抜くと勘の当たりがよくな ります。
e.ある人を好きになって尊敬する。ただお辞儀をするだけでなくて、本当にその人は すごく立派な人だなと思うと、自然に影響される。(好きになって運を引っぱっている )
(2)㈱吉野家(牛丼)社長 安部修仁
a.BSEで牛丼が売れなくなった。(単品商品に問題)
b.企業は外からでなく内から崩壊していくもの。だから内さえしっかりしていれば問 題ない。
c.渦中での支えは、内部留保金(300億円くらいあったそうです)の存在が大きく、 もし長い戦いになっても最後には勝てる。勝つまでやろう。(内部留保を常に蓄える)
d.初代は「起業して社会の役に立たなければならない。どうせ税金払うんだったらト ントンになってもいいから教育や人件費にまわす。」と考えた。
e.「会社が好きだ」というシェア大会をやったら我が社は上位にいくと思う。
TOMAの27期の経営方針は
「楽しくなければ仕事じゃない」でしたが、来年28期は
「なんてったってTOMA大好き」を経営目標としていきたいと思っています。
(3)社長力⇒「価値の差別化で増益経営をはかれ」
a.事業の目的はあくまでも人を幸せにするものでなければなりません。偉大な経営者 の多くは「人間社会への貢献」と言い切ります。そこに社長としての大きなロマンや喜 びがあり、苦痛や苦悩に耐える力が生まれてくるのです。
b.社長の仕事はK-1のようなもので、あちらこちらからパンチや蹴りが飛んできま す。社長さんを幸せにし、お客様に満足を提供し、企業を永続させ世の中に貢献する役 割は、かなりタフでなければ耐えられません。だからこそ経営理念やビジョンなど明確 なロマンが求められるのです。
c.価値=顧客価値÷価格
差別化をする
↓
思い切って幹部や社員に権限を委譲して仕事を任せ、空いた時間で「顧客価値の創造」 に取り組むことです。社長次第で会社の成否は決まるのです。
(4)管理力⇒「自社の価値は何かを社長に提案しよう」
a.経営は社長だけがするのではなく、全社員の潜在能力を引き出し、責任や権限を委 譲して経営に参画させることが最大の方法だと松下幸之助は考えた。
b.顧客の満足=価値÷価格
100% > 不満
< 満足
c.幹部は自社の価値を何にすべきかを部下に問い、情報を集め、自分で考え、社長に 提案すべきです。
(5)現場力⇒価値の差別化と仕事の喜びは正比例する。
a.トヨタには イ.勝つ戦略ー経営陣が決める長期的戦略
デザイン、マーケティング、新素材 他
ロ.負けない戦略ー現場主体の戦略
生産現場のムダ取り、不良品ゼロ 他
b.価値をつくりあげてからでないと帰らないという決意が見事な現場をつくり、そこ に真にやり遂げた仕事の喜びがあるのです。
(6)社員さんは手をかけ、気をかけ、声をかけ、時間をかけて育てる。(㈱シャンパレ ス社長 藤原絹子)
以上〔3〕の内容は月刊誌「理念と経営」9月号参照
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