◇「尊いのは足の裏である」尊いのは頭でなく、手でなく足の裏である 人生人に知られず、一生きたない処と接し、黙々としてその努めをはたしてゆく、足の裏が教えるもの。 しんみんよ 足の裏的な仕事をし、足の裏的な人間になれ
◇「タンポポ魂」踏みにじられても 食いちぎられても 死にもしない 枯れもしない その根強さ。そしてつねに太陽に向かって咲く、その明るさ、わたしはそれを わたしの魂とする
◇「こちらから」こちらからあたまをさげる こちらからあいさつをする こちらから手を合わせる こちらから詫びる こちらから声をかける
すべてこちらからすれば 争いもなくなごやかにゆく。こちらからおーいと呼べば、あちらからもおーいと応え、赤ん坊が泣けばお母さんが飛んでくる。
すべて自然も人間もそうできているのだ。仏さまへも こちらから近づいてゆこう どんなにか喜ばれることだろう
◇「生きているからには」生きているからには しょぼしょぼとした目なんかせず、生き生きとした魚の目のように いつも光っていようではないか。
生きているからには、くよくよした泣きごとなんか言わず、春の鳥のように 空に向かって明るい歌を歌おうではないか。
生きているからには、できるだけ世のため人のため、体を使い、あの世へ行った時、後悔しないように発奮努力しようではないか。
◇「本気」 本気になると世界が変わってくる 自分が変わってくる 変わってこなかったら、まだ本気になっていない証拠だ。
本気な恋、本気な仕事、ああ人間一度、こいつをつかまんことには
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