(1)「楽しくなければ仕事じゃない」
TOMAは、10月が新年度の期首で、5月中旬から新年度に向けて方針や組織の打ちあわせをスタートしています。会社が変わる、リーダーが変わる、社員が変わるチャンスなのです。年度のスタートで今年はこうなりたいと宣言して、その年度で実現していくのです。皆様も是非年度スタートの時期に向け、経営計画を立案してください。それが企業が変われることなのです。(TOMAに専門部隊があります。お気軽にご相談下さい)
TOMAの来期の方針は
「楽しくなければ仕事じゃない」
「各人生産性10%UP(社員、パート含む)」です。特に「楽しくなければ仕事じゃない」は、所長の一番の課題だと思います。その中で、アメリカのフォーチュン社が毎年1月に掲載する「働きがいのある会社ベスト100」の中で、「働きがいのある会社」の定義があり、これの実践が重要であると思っています。TOMAは、この調査の日本版に参加してます。大企業ばかりの参加の中に無理を言って参加させてもらい、中小企業としてまあまあの評価をいただきました。私はまあまあでなく、大企業に負けない評価をもらえるようになりたいと思っています。そこで「働きがいのある会社」の定義を7月の経営会議から毎回唱和することにしました。
「働きがいのある会社」の定義
→「従業員が会社や経営者、管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感が持てる会社」
①信用:従業員が経営陣を信用しているか?
②尊敬:経営陣が従業員を大切な人として尊敬しているか
③公正:適切な評価や処遇がなされているか。
④誇り:従業員が自分の仕事や会社、商品・サービスに誇りを持っているか。
⑤連帯感:自分の所属する組織に連帯感があるか。
以上、この各項目を実践することと、従業員が本当に成長して本物の一流専門家へ確実に近づいていくことが実感できれば「楽しくなければ仕事じゃない」の実現になると思います。
①信用:所長の私がまだ皆から本当に尊敬される人格や器になっていないことが一番の問題です。幹部もまだその努力や勉強が足りません。
②尊敬:所長は「感謝します」「ありがとう」は社員に日本一または世界一言っていますが、心に響かない「ありがとう」になっています。もっともっと社員の良い所を伸ばし認めてあげる努力をしていかなければなりません。それが本当に感謝し、尊敬する気持ちになっていくのだと思います。
幹部の中には、部下に挨拶すらしない幹部がいます。やはり、社員を尊敬するには、幹部が率先して部下に挨拶すべきと思います。所長の私が挨拶しても挨拶しない幹部もいます。所長が尊敬されていないのですね。尊敬はまず挨拶からだと思います。ガンバリます。③公正:TOMAは日本一TOMA社員のための人事評価や制度に時間をかけるコンサルタントファームだと思います。所長も異常なほど時間をかけています。けれども社員からは感謝されません。でもあきらめずに公正な評価や処遇になるために努力し続けます。
④誇り:かなりの社員は自己申告書の中でプライドや誇りを持って仕事に取り組んでいる事がわかります。しかしもっとプライドと誇りのもてるやりがいのある仕事を受注することが必要だと考えています。
⑤連帯感:沖縄ビジョン経営セミナーで、10年後に世界一仲のよいコミュニケーションのとれた、各部門間でのコラボレーションがとれた組織にすると宣言しました。
今年はまず120名(司法書士チーム、船井チームも含めて)皆でお互いよく知り合おうということをスタートします。全員でプロフィールシートを作り、毎週月曜日に昼食会を別部門、あまり知らないもの同士でスタートします。日本地図を作って出身地、出生地を入れ、趣味や特技などを書いて、とにかく120名全員が知り合おうとします。次に、各部門に横断的な企業再編、企業再生、M&A,経理合理化、自計化などのプロジェクトをつくり、各部門コラボレーションします。
(2)「すぐ会社を辞める人に大成する人はいない」(SBIホールディング 北尾吉孝氏インタビューより)
①ハングリー精神が失なわれ、仕事とは別のところに生きがいを見いだそうとする風潮はあまりにも寂しい。
②現状に不満ならなぜ「発憤」しないのか?生きがいとは一心不乱に働いてこそ見つかる。
③「頑張って勝つんだ」と思う気持ちが進歩の原動力になる。なにくそ負けるもんかという「憤」の気持ちが必要。
④一に忍耐、二に忍耐。人間は忍耐を重ねてこそ大きくなれる。
⑤辞め癖がついた人には本当の「経験」は身につかない。転職するならせめてその業界で名前が知られるようになってから。辞めるかどうか考える前に、まず一心不乱に働きなさい。周りから声を掛けてもらえるだけのレベルになりなさい。人間はそうやって成長していくんです。
(3)「理念と経営」の勉強会より
①自分で自分をほめられる心境(松下幸之助)
昔、仕事が終わって行水を夜する時、「自分ながら今日はよくやったな」という満足感に生きがいを感じる。そういう心境が非常に大事なことではないかと感じられます。そのためにも、一日充実した仕事をしたかどうかということです。
②会社で働く喜びとは(富士ゼロックス元社長 小林陽太郎氏)
人間ひとりふたりでできることは限られている。会社組織の中で1プラス1は2でなく、3にも5にもなる。そういう形の喜びを共有できることである。
③ビジネス、マネジメントの目的は、人を幸せにすることである。(ピータードラッカー)
④的確な理念があれば、あとはまっすぐに走ればよい。(サラヤ㈱ 更家悠介氏)
⑤社長力
倒産防止コスト 人材育成、商品開発
(松下、ソニー、ホンダ 当初中小企業だけど人材育成で成長)
倒産促進コスト 不要な不動産、株、他
⑥管理力
幹部次第で職場は楽しくなる。ユーモアのセンスがあり、コミュニケーション能力が高く、部下の意見を吸い上げる力があれば職場を楽しくできます。楽しい職場をつくるポイントは好奇心である。(ソニー盛田昭夫)
好奇心は楽しみや夢や希望の源泉であり、人間の行動をかりたてる原動力。「お客様に貢献したい」と社員全員が思うように引き出すのが幹部の仕事。
⑦現場力
今日の仕事は明日に延ばすな。「そのうちに必ずやります」と言う人は、現場を任せることができません。「すぐやる。速くやる。今やる。自分がやる。」の実践。
⑧「君たち、どうしたらお客様にもっと喜んでもらえるだろうか、教えてくれないか」を繰り返し言い続ける。
(4)大人気動物園北海道「旭山動物園」に行ってきました。特別な特殊な動物はいませんが、モグモグタイムといって、エサを食べる時に動物が動く習性を目の前で見られる。ガラス越しの目の前で見られる。つぶれそうだった動物園がそのような改革で上野動物園より入場者が多く入るようになったそうです。私もガラス越しの水の中の白クマを目の前にして感激しました。打つ手は無限ですね。ちょっとしたアイデアが再生させた例です。
(5)打つ手は無限の「滝口長太郎」さんのお墓に「さあ、ゆっくりねむろうぜ」とあったそうです。寝るのはお墓の中に入ってからだという意味です。スゴイ!
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