「敬天」「愛人」という言葉は儒教の経典にも出ており、「天を敬う」と「人を愛す」の意味が含まれています。
昔の中国人が信奉していた「敬天」とは、天を意思のある神様と見なし、かつ、この天の神様を深く畏れ敬うことです。
「愛人」は儒教の基本信条となる「仁者愛人」のことであり、他人に対して博愛の心を持つことです。
他人を博愛する人は、他人からも長く愛されます。
他人を尊重する人は、他人からも長く尊重されます。
最後は天に身をゆだねるしかない部分がある。
だから、自然に対する畏敬の気持ちを忘れずに、常に万が一のことを頭において、飛行機を飛ばすということが、
「天を敬い、人を愛せよ」というこの言葉に強く通じているのです。
「お天道様が見てるから、悪いことしちゃいけない。」
幼い頃聞いた一言と、どこか似ている。
大人になり、空と関わる仕事を選んだ私の、残したい言葉です。
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