節電なら電気を使わないことが一番、昼休みなどに離席するときは、パソコンをシャットダウンすればよい。
そうお考えの方もいらっしゃるでしょう。確かに、シャットダウンして電源をオフにすれば、電力はほとんど消費しません。
しかしパソコンをシャットダウンしたり、再起動したりするときには、やや大きな電力消費があります。
一方パソコンには、一時的に各種デバイスを停止して、消費電力を大幅に低減するスリープ( スタンバイ) の機能もあります。
スリープはパソコンが一時停止しているだけですから、素早く復帰できるという利点があります。
シャットダウンして電源をオフすることに比較すれば、スリープ中でも一定の電力を消費しますが、「スリープ / スリープからの復帰」にかかる電力は、「シャットダウン / 再起動」のそれよりもわずかです。
つまり、パソコンを停止している時間が短時間なら、大きな電力消費を伴うシャットダウンと再起動を繰り返すよりも、スリープとスリープ復帰を利用したほうが、電力消費は小さくなるのです。
マイクロソフト社の検証の結果、パソコンを使わない時間が 1時間45分以内(Windows XPデスクトップの場合)なら、シャットダウンよりも、スリープのほうが消費電力が小さいことが分かりました。
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