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組織によっては、成果を上げられる組織とそうでない組織が存在します。では、両者を区分するものは何なのでしょうか。
それがマネジメントです。つまり、組織の目的達成、すなわち社会やコミュニティ、個人のニーズを満たすという成果を上げさせるための道具、機能、機関これがマネジメントなのです。
言い換えるならば、マネジメントは、組織を目的に向かって動かす力なのです。
マネジメント論を理解するには、まず「組織」とは何か、について知る必要があります。なぜなら「組織に成果を上げさせる」ものがマネジメントにほかならないからです。
マネジメントとは「組織をして成果を上げさせるための道具、機能、機関」のことです。この定義をさらに検討しようとすると、「組織」について、さらに探求する必要ができてきます。
ドラッカーは、あらゆる組織が社会の機関であると、『現代の経営』や『マネジメント』など、さまざまな著書で繰り返し指摘します。
組織が社会の機関である以上、組織は自らが特定した分野で、社会やコミュニティ、または個人の特定のニーズを満たすために存在することになります。そして、それぞれの組織は、それぞれ特有の目的を果たすために、社会のなかでさまざまな活動を繰り広げます。
現在実行していないことを実行する。例えば、TQC(全社的品質管理)の技法を勉強して、自社に導入することなどはこの実行力です。これを「開始実行力」と名付けます。 現在実行していることを中止する。例えば、A支店は業績が悪く、かつ将来も回復の可能性が乏しいから撤収するなどがこれにあたります。これを「中止実行力」と呼びます。 現在実行していることを継続すること。これは「継続実行力」です。 現在実行していないことを実行しないこと。例えば、同業者の大部分が新商品を導入したにもかかわらず、自社だけは導入しない等です。これも「継続実行力」です。
現在実行していないことを実行する。例えば、TQC(全社的品質管理)の技法を勉強して、自社に導入することなどはこの実行力です。これを「開始実行力」と名付けます。
現在実行していることを中止する。例えば、A支店は業績が悪く、かつ将来も回復の可能性が乏しいから撤収するなどがこれにあたります。これを「中止実行力」と呼びます。
現在実行していることを継続すること。これは「継続実行力」です。
現在実行していないことを実行しないこと。例えば、同業者の大部分が新商品を導入したにもかかわらず、自社だけは導入しない等です。これも「継続実行力」です。
意思も決まらず、行動もしないのは、明らかに迷っている状態です。
意思が定まっていないのに行動することを、一般には無謀、または衝動的な行為と言います。
意思を決めたにもかかわらず、行動が伴わないことがあります。こうした状態は、詳しく分析してみると実際には迷っているのであって、はっきりと意思決定がなされていないことが多いのです。
無謀または衝動的な行動を除いて、一般的には行動が伴った時を、意思決定がなされた時と考えるべきです。
意思決定(決断)と行動(実行)とは表裏一体とみるべきであり、決断のないところに実行なく、実行のないところ決断に至らずということです。
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