幸せのルール 浜口直太著
いつも前向き
幸せになるために大事な事は、何があっても、またどんな環境においても前向きに受け止め、前向きな言動を続けていくことだと確信しています。
英語では前向きは、ポジティブ、その反対で後ろ向きをネガティブと言います。
私が20年間の滞米中に出会った世界的な成功者達は、まさにBe Positive!(前向きになろう!)という言葉を頻繁に使っていました。
最初は恰好をつけてるのだと思っていましたが、長年の付き合いを通してよくわかりました。
本当に前向きでいることが成功また幸せに欠かせないことであるのを、彼らは体験を通して学んできたのだと。
そうは言っても、人生山あり谷ありで、辛いこと、悲しいこと、苦しいこと、悩むことだらけ・・・
生身の人間としてそう簡単にいつも前向きになれないのではないでしょうか・・・
私の父は超ネガティブ人間で、母は本当に何事にもポジティブに捉える人でした。
小学校三年生の時、私がクラスで最低の成績をとってきたときのこと・・・
恐る恐る成績通知表を両親に見せたところ、父は激怒して
「勉強ができないなら、もう学校辞めて丁稚奉公でもしろ!」
一方、母は笑顔で言いました。
「良かったじゃないの、ペケということは、今が一番悪いんだから、これからよくなるしかないということでしょ」
「直太もとうとうこれで一生懸命頑張れるようになれるんじゃない。よかった、よかったと」
最悪の成績を見て、怒るのが当然でした。
が、これだけ母が前向きになれることにびっくりしたと同時に感謝の思いで、本当に真剣に勉強しようと決意しました。
残念ながら成績は卒業するまで上がりませんでしたが、前向きに生きる素晴らしさ、そしてそれがどれだけ周りの人に感動と幸せをもたらしてくれるかを実感したのでした。
まだまだですが、私も亡き母のいつも前向きに生きることで、周りの人の幸せにしていきたいと願っています。
前向きに・・・
その言葉が大好きで、いろんな出来事を前向きに捉えています。
自分がどういう言葉を使い、どのように前向きになれるか・・・
常に試されています。
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