その日のうちに忘れろ
104歳まで生きた男性の信条
お釈迦様は、「人生は『今日、只今』しかない。過去や明日のことは考えずに、いま目の前のことに全力投球をしろ」と説くが、私たちは「彼はこんな事を言った」「今日はこんな仕打ちを受けた」「今日はあんなことをしてしまった」などという記憶にとりつかれて怒りや悩みを抱え込みます。
でも、その日の苦労や悩みは、スッキリと忘れてベッドにはいることです。
そうは言っても、なかなか忘れられないのが人間です。
毎日良いことだけを「光明日記」と名づけた日記に書いている人がいるが、五木寛之さんも弟さんを亡くして原稿が書けなくなったとき、ノートにその日感じた些細な喜びを書き留めるようにしたところ、気力を取り戻したそうです。
光明日記を続けていると、自分の人生はいいことだけで満たされている気分になり、自然と心が明るくなり、手相や顔までが変わってくるそうです。
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