悲観主義か楽観主義か、どっちがいいかというと、私はすごく神経質ですけれども、楽観主義をとるんですよ。
人間はみな、生まれつき楽観主義もある、悲観主義の人もあります。ぼくは神経質やから悲観主義になるほうが多いんです。
けれども最近は、徹底した楽観主義である。
顔に青筋立てて腹が立っている時でも、その奥の底には、楽観に徹するということを考えている。顔はひきつってヒステリックになっておっても、その腹の底には楽観している。
そういうふうにならないといかんと思うてるんです。そういうことを信じてやってるんです。
『松下幸之助発言集5』
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