(1) 「後継者いますか。創っていますか。育てていますか。
後継者幹部いますか。創っていますか。育てていますか。」
2011年12月26日帝国データバンクの実態調査で「国内企業の2/3が後継者難」と発表され
ました。又、社長の平均年齢は59歳7ヶ月と30年連続で上昇し、社長の交替率も過去最低
の2.47%(2010年)となっている。そして、「めまぐるしく変わる現代の経営環境の中で、
舵取りのできる、新しい感覚を持つ経営者への安定した事業承継が、喫緊の課題だ」とま
とめています。
後継者を創るには、10年かかりますよ。育てていますか。
TOMAグループでは、私が55歳の時に65歳で引退を宣言し、徐々に権限委譲し次期
リーダーを何人も育てています。まだ完全ではありませんが。
そのためには、信じてまかせないと育ちません。TOMAグループの経営計画書も今期、
前期と私は1枚も書いていません。売上計画もこの4年、私は幹部におまかせしました。
TOMAグループの諸案件も私の決済でなく、副理事長会議(旧副所長会議)で決まって
います。私の出した議案も、否決されたり無視されたりします。チクショーと思うこと
もありますが、TOMAグループを100年、200年、1000年社員が安心して働けるグループ
になるための次のリーダーやそれをサポートする幹部を育てるために、ガマンしています。
彼らたちも、自分たちで運営している実感が出ているのではないでしょうか?
人が育つためには、1. 考えさせる
2. 発言させる
3. 行動させる
4. 反省させる を連続させることです。
ワンマン経営者の会社は、1と2がないので後継者や幹部が育たないと思います。
やらされ感ばかりで自主性がないからです。
TOMAグループもあと5年で完全に次の代にバトンタッチしていきます。(私が65歳)
皆様も次の後継者、幹部を今からでも遅くないので育てませんか?育て方のスケジュール
もつくりませんか。TOMAグループがご指導します。後継者が育たないと廃業かM&A
しかありません。
100年以上続く老舗社長は、駅伝のタスキを持っていて、後継者を創って、そのタスキを
渡しています。皆様は、そのタスキを渡す人がいますか。いなければ、死ぬまで走り続け
なければなりませんし、又はM&Aしかありません。そこにいる社員は幸せではないと思
います。
(2)あるお客様から大変うれしいお手紙をいただきました。
「今年に入って、藤間さんの話を4回聞きました。聞くたび毎に、自分の社員想いは偽善
であると思いました。社員を心から本当に想うのであれば、私が変わって、会社をきちん
と方向付けをしていくべきだと思いました。この1年間で絶対に変わって立ち直ります。
その時は、藤間さんの講演に出させていただき、「こんなに変わりました」と申し上げた
いです。今までの私は、人の話を聞かない勉強嫌いでしたが、勉強するようになりました。
是非、一年間会社や私の変化を見てやって下さい。」
私の講演や面談で、このようなお手紙をいただき、本当にうれしいです。
これからも、講演や面談を通じて、
1.社長が変わらないと会社は良くならない。
2.社員の幸せを考えないと会社は良くならない。
3.経営理念の確立と浸透が、会社を良くする。
などを伝えていきたいと思います。是非、藤間秋男の10ヶ条セミナー参加されませんか。
学び、社長が変わらないと、会社は変わりませんよ。
セミナーの詳細・お申込みはこちら→ http://www.toma.co.jp/seminar/h240215/
(3)給与計算外注して、固定費を変動費化しませんか?
又、社長や役員は給与計算でなく、売上UPや社員の幸せ創りを考えるべきではないですか。
給与計算がメインになっていますが、人事労務担当者の本当の仕事は社員が働きがいを持っ
て働ける環境を創ること(人事制度、給与体系、福利厚生制度など)ではないでしょうか?
TOMAのアウトソーシングサービスを活用しませんか。
サービス詳細はこちら→ http://www.toma.co.jp/services/human/
(4)「人を育てる、トヨタの口ぐせ」(OJTソリューションズ)中経出版
1. 現場に行く・すぐやる・期限を決める
2. お前の現場はいつもいっしょじゃないか。変わっていない。
3.「できない」「無理」の返事に対して「やってみてから何か言え」
4.どんなことでも絶対に期限を決めるのです。期限までは優しいが、行動していなかった
らものすごく叱られました。
5.あなたがやるべきなのは、現場の人たちが、どんどん提案を出していけるような雰囲気
づくりです。
6.君が部下に指示する時は、自分だったらどうするか考えておけ。
(5)成功の道標「社長業八つのチェック」
(私の大変尊敬する日本経営合理化協会 牟田理事長)
以下チェックしてみて下さい。
□1.時流に乗っているか。
マーケット、商品、生産地も時流を捉え、事業は進化しているか。
□2.独自の思想・手法を持っているか。
他人やライバルと同じ考え方、手法であれば競争が激しい。
□3.力を分散していないか。
一つが成功しないで、力を他へ分散していないか。
□4.顧客志向であるか。
時間・値段・品質・サービス・事業すべて、お客様のため存在。
□5.激しい競争に強いか。
□6.社長に魅力があるか。
社長の性格のことであり、社員、お客様は、その魅力のために付き合い買ってくれる。
□7.不慮の出来事に備えているか。
□8.投機に走らない。今の時代は、本来の経営に集中する。
以上、いくつチェックがつきましたか。
(6)「社会的手抜き」防ぐ「何のため」との問いかけ。(WizBizより)
人数が増えれば、ひとりの貢献度は低下する。自分1人くらいという意識が自然と出てくる
のである。自分がガンバっても大勢に影響はないと考えてしまう。それを「自分がいなけれ
ばダメだ」「自分がやらなければ」と、担当する仕事と個人の役割に対して使命感を持たせ
る必要がある。「何のためにやるか」を常に問いかける。
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