■昨日のメルマガでは
「ついていい嘘」
というタイトルで、
「自分の内にある苦悩については、
(嘘をついてでも)
外に出す、愚痴を言うことは
抑えたほうがいいのではないか」
というお話をいたしました。
■その理由は、
他者に対する配慮であると
同時に、
自分に対して
「覚悟」
を促すことにもなるから。
■だから、
どれだけ大変な状況にあってでも
苦しみとは無縁のフリをして、
明るく元気に振舞っている、
と見せかける、
そんな「嘘」は積極的についても
許されるのでは、
ということを記しました。
今日も続けます。
■個人的な話で恐縮ですが、
私はこのメルマガを
今日の時点で
「3068日」
書き続けてきました。
■つまり、およそ8年半の間、
一日も休まず、配信してきましたが、
「いま、自分はこんな状況にあって、
辛いんだ、苦しいんだ、悲しいんだ」
と書いたことは一度もありません。
※「自分に対する誓い」として
かたくなに守ってきました。
■バックナンバーはすべて、
Web上にアップしていますので、
もしそのような、へたれたことを
書いているバックナンバーを見つけた方が
いらしたら教えてください。
お礼に100万円差し上げます。(笑)
■では、本当にそういう状態に
陥ったことがなかったかというと、
もちろんそんなことはない訳で、
夜、眠れない日が続いたこともありました。
しかし、どんな状況に陥っても、
「愚痴につながるようなことは
絶対に書かない」
と決めていたのです。
■むしろ、
大変な状況にあるときにこそ、
あえて、
「元気です!」
「絶好調です!!」
「最高です!!!」
「楽しいです!!!!」
「盛り上がってます!!!!!」
と書いてきました。
■ということで、
私がメルマガ上で必要以上に
盛り上がっているときには、
かえってそんな状況に陥っている
可能性が高いです。
労わってやってください(笑)
■それはともかく、
なぜそんなことをルールとして
決めていたかというと、
それまでの人生経験
(といっても大したものではないですが)
から、
「人は悲しいから泣くんじゃない、
泣くから悲しくなるのだ」
という法則が体を通して
理解されていたから。
■そうなのです。
「言葉や態度が心を導く」
力は想像している以上に強いのです。
(皆さんもご経験がおありかと
おもいます)
このことから考えても、
愚痴などは言えば言うほど、
自らを苦しみの淵に追い込むことに
なるでしょう。
■極端なことを想像すれば、
経歴も能力も同じくらいで、
スタート地点が同じ状況にある人が
2人いると仮定して、
3068日の間、毎日、
2人のうちの1人が、
「元気です!」
「楽しいです!」
と周囲にいい続け、
もう一人が
「辛いです、、」
「苦しいです、、」
と周囲にいい続けたとしたら、
2人はそれぞれ、
どこに導かれるでしょう、
ということなのです。
■あえて答えをここに記す必要も
ありませんね。
私は、自分の人生にとって
ある行動がプラスになるか、ならないか、
を考えるとき、
以上のような極端な状態を仮定し、
その成り行きを想像してみます。
■そうすると、
その行動が幸せをもたらしてくれるのか、
はたまた、不幸を運んでくるのか、
おおよそのイメージがつかめるように
なるのです。
■そんな風に
「愚痴を言う人生」
「愚痴を言わない人生」
をシミュレーションしたとき、
明らかに後者の方が幸せになれるであろう
ことが確信されたものでした。
■だから、
文章執筆ポリシーの
重要な一項目として、
「苦しみを絶対に外に出さない」
ことに決めているのです。
その方針を貫いて今日までやってきましたが、
この間、
執筆ポリシーの変更を検討したことも
なければ、後悔したことも一度もありません。
今日も人生とビジネスを楽しみましょう!
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