各界の一流人は皆、運やツキというものは向こうから訪れるものではなく、自分で引き寄せるものだと言っています。
そこで本日は、トップアスリートから経営者まで、数多くの成功者の能力開発に携わってきたサンリ会長・西田文郎氏のお話を一部ご紹介します。
(『致知』2011年3月号「運とツキの法則」より)
* * *
ミスした時、あるいはピンチに陥った時、どういう行動を取るかも、ものすごく重要です。
以前、東レの女子バレーボール部の指導に入ったことがあるのですが、例えばスパイクを決められて一点取られた。
普通、「あぁ、決められた」と天を仰いだり、「ドンマイ」と肩を叩いたり、要するにマイナスの動作をするんです。
しかし、そういう動作を一切禁止にして、一点取った時と同じ動作をしろと。
要するに、相手に決められても、「よし!」とか、ハイタッチとかガッツポーズをしろと指導するんです。
ネット越しに気と気をぶつかり合わせて戦っていますから、点を取られたのにガッツポーズしていると、相手チームは気持ちが悪いんですよ。
また、自分たちも「これはマイナスじゃない。まだまだいける」と脳が錯覚する。
そうやって、動作によってツキの流れを相手に渡さないようにするんです。
超一流選手はこのことを本能的レベルで理解していますね。イチローとか松井は、三振して「あーあ」みたいな弱気な動作は絶対取りません。
ビジネスの世界でも、ミスをしたり叱られた後に、シュンとしたりふてくされたりせず「よし!」と振る舞う。
そうすると、自分の脳も肯定的な働きになるし、上司にも「おお、あいつはなかなか見所がある」と期待されます。
やっぱり、すべてのツキの始まりは周囲に期待されることからなんですよ。
同じように、経営者も社員に期待される存在にならないと絶対に会社は発展しません。
そこで本日は、トップアスリートから経営者まで、数多くの成功者の能力開発に携わってきたサンリ会長・西田文郎氏のお話を一部ご紹介します。
(『致知』2011年3月号「運とツキの法則」より)
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ミスした時、あるいはピンチに陥った時、どういう行動を取るかも、ものすごく重要です。
以前、東レの女子バレーボール部の指導に入ったことがあるのですが、例えばスパイクを決められて一点取られた。
普通、「あぁ、決められた」と天を仰いだり、「ドンマイ」と肩を叩いたり、要するにマイナスの動作をするんです。
しかし、そういう動作を一切禁止にして、一点取った時と同じ動作をしろと。
要するに、相手に決められても、「よし!」とか、ハイタッチとかガッツポーズをしろと指導するんです。
ネット越しに気と気をぶつかり合わせて戦っていますから、点を取られたのにガッツポーズしていると、相手チームは気持ちが悪いんですよ。
また、自分たちも「これはマイナスじゃない。まだまだいける」と脳が錯覚する。
そうやって、動作によってツキの流れを相手に渡さないようにするんです。
超一流選手はこのことを本能的レベルで理解していますね。イチローとか松井は、三振して「あーあ」みたいな弱気な動作は絶対取りません。
ビジネスの世界でも、ミスをしたり叱られた後に、シュンとしたりふてくされたりせず「よし!」と振る舞う。
そうすると、自分の脳も肯定的な働きになるし、上司にも「おお、あいつはなかなか見所がある」と期待されます。
やっぱり、すべてのツキの始まりは周囲に期待されることからなんですよ。
同じように、経営者も社員に期待される存在にならないと絶対に会社は発展しません。
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