けいです♪
脳科学者で北島康介選手に講義したという林成之さんのインタビュー記事です。
「私の上司は本当にイヤな人で、好きになるところがひとつもないんですよ。どうしたらいいんですか?」
という質問をよくされます。
諦める、というのも一つの手ですが、
もう一つの方法は
「その人は自分がやがてすごい人間になるために神様がつかわした人なんだ」
と考えること。
そうすれば、どんなにイヤな上司でも好きになってきます。
以前、北島選手を含めて北京オリンピック競泳選手の強化合宿でも言ったことがあります。
「皆さんは、コーチ、監督を好きにならないとオリンピックでは力を発揮できません。
コーチや監督は、北京オリンピックのひのき舞台で活躍するために
『神様がつかわした人なんだ』と思ってください」
と言いました。
逆に、上司は部下に対して
「こんなに出来の悪いやつが自分の部下になるなんて困ったな。これじゃ成績が落ちるな」
と思うのではなく、
「やがてすごい上司になるために、この出来の悪い部下を神様がつかわしたんだ」と思えば、
「自分が育ててみせる」という気持ちになるはずです。
教える方も、教わる方も、
お互いにそういう気持ちだったらイイですね♪
「神様がつかわした人」
そんな気持ちでいたら、成長しかありませんね♪
「偉大なる才能は、試練によっていっそう鋭く育まれる」
by アーノルド・J・トインビー(イギリスの歴史家)
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