けいです♪
ネパールの民話をご紹介させて頂きます♪
あるところに、
いつもニコニコして、気楽そうに暮らしている男がいました。
その男を山の頂上から見ていた、
ちょっとヘソ曲がりの神様が、
イタズラ心から、
“食べ物がない世界”へと追いやってしまいました・・・
しかし、
困った表情など一切せず、
相変わらずのゴキゲン顔でいました。
その理由を神様が尋ねると、
「食べ物がないおかげで、断食修行ができる。ありがたい・・・」と。
ききめがないと分かった神様は、
今度は男を、人が誰も住んでいない“孤独の世界”へ追いやりました。
ところが、
そこでも男は相変わらずで、
寂しそうなそぶりも見せないのです。
また理由を尋ねてみると、
「誰もいないおかげで、ゆったりと本が読める。ありがたい・・・」と。
更に今度は、
“太陽がさんさんと照りつける猛暑の世界”へと追いやりました。
ここでも男は不快そうな顔もせず涼しい顔でいます。
その理由を神様が尋ねると、
「暑さのおかげで、一日じゅう裸でいられて服を汚さずにすむ。ありがたい・・・」
この男の楽天ぶりに神様も根負けして、
「あっぱれである」と褒美を与え、男を元の世界に戻しましたいいます。
_______
この男の人のように、
おかげで生きると感謝しかありませんね♪
えっ?
そんな風に思えない?
まずはやってみることですね♪
朝から上司に怒られた!
・おかげで足りない所を気付かせて頂いた
・おかげで目が覚めた
・おかげで食欲なくしてダイエットできる
・おかげで一日だらけないですむ
もしこれを、「せい」にしたら・・・
・上司のせいで気分は最悪
・上司のせいで恥かかされた
・上司のせいでやる気無くした
このとらえ方で、
幸せにも不幸にもなりますね・・・
人間は、放っておいたら9割は、
ネガティブに考えるそうです!!!
だから、
だからっ!
意識をして「おかげ」にするんですっ!
誰かのせいにしてしまった後でも、
「でもそのおかげで・・・」と話を続けるんですっ!
「おかげ」を口ぐせに♪
「いいことは おかげさま わるいことは 身から出たさび」
by 相田みつを(詩人)
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