『全日本女子バレー32年ぶり快挙の裏側』(メールマガジン「致知 考えさせる仕組み」より)
昨年の世界選手権で32年ぶりに日本のバレーボール界にメダルをもたらした火の鳥ニッポン。
チームを牽引した眞鍋監督にメダル獲得の秘訣、ロンドン五輪に懸ける想いをお話しいただいています。
チームを強化するために、最初は選手たちの声によく耳を傾けました。
例えば、試合前のミーティングで監督の思いが一方通行になっている。
「こうしろ、ああしろ」と言われて選手たちが「はいはい」と言っているだけ。こういうチームはやはり勝てません。
反対に選手が自分たちの問題点を自分たちで考えて分析し、スタッフと思いを同じくして試合をしているチームは強いですね。
そうすると、昨年から自分の成績に関心を持つ選手が増えて頻繁にスタッフの部屋に行っては映像を見て、
自分で分析するようになったんですね。私はこの差は大きいと思います。
自分で考える力を育む。これは会社をはじめ、あらゆるチーム組織が発展していく鍵だといえます。
そのほか、活力の養い方、目標設定術、「精密力」にこだわることの大切さなど、
仕事や日々の生活に生かせるエッセンスが満載です。
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