“仕事は、
人に喜んでもらえるような能力と
人間性を作るためにある”
人間は、仕事を通して成長していく。
能力と人間性を作るのは、
仕事を通して人の役に立ち、
人に喜んでもらうことで作っていくしかない。
本物の人間となるためには、
仕事を通して、
社会と人間の実態に触れることにより、
経験・体験を積み重ね、
成長していくしかない。
人間が本物になるためには、
善も悪も体験しなければいけません。
人間とはこんなに恐ろしいものなのか、
こんなに醜いのか、
そしてこんなに素晴らしいものなのかと、
肌で感じる。
そこから人に喜んでもらえるような
能力と人間性が磨かれるのです。
自分だけよければいいというのでは、
人間性は磨かれません。
誰も助けてくれません。
どんな素晴しい個性も
人の役に立たなければ、
ただのわがままなのです。
物事にはすべて、
表と裏があります。
表だけしか知らない、
失敗した事のない人には、
失敗した人の気持ちはわかりません。
失敗した体験を
経験としていかせることができれば、
失敗ではなくなるのです。
どんな有能な人でも
「成功」ばかり続くこともありません。
転んだとき何をつかんで立ち上がるかです。
会社のために働くのではない。
働くこと、仕事を通して、
自分を本物の人間に育てるための
能力と人間性を作る。
その結果、人格が磨かれ、
会社の役に立つのです。
お客さまに喜んでいただくためだけではダメ。
一緒に働いている人、
上司や部下にも喜んでもらえるような仕事が
できなければ意味がありません。
仕事も半分は楽しいが、
あとの半分は辛いこともある。
楽しんで働ける環境作りや
仲間を助けることや
仕事の意味や価値や、
すばらしさを感じなければ耐えていけません。
これが人間らしい仕事の仕方の原点。
仕事のつながりだけでなく、
心のつながりが、
これからの企業の土台になる。
仕事は、
人に喜んでもらえるような能力と
人間性を作るためにあり、
それを通して心のつながり、
心の通い合う職場を作る、
会社を作ることが、
大切なのです。
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