1.人財が育っていますか?後継者が育っていますか?
「財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上」と言われています。
財産や事業を残しても次の代の経営者や幹部が育っていなければ、
次の代で財産や事業はなくなり、会社もなくなります。
人財を育てて残せば、今、財産や事業がなくても、次の代の経営者や幹部が育っていれば、
財産・事業が増え、会社が成長発展します。
人財育成が、会社を成長・発展し残すことができる唯一の方法です。
そのためには、後継者や幹部自ら「考え」「発言し」「行動し」「反省する」事を
繰り返しやらせることが重要です。それを実行させる為に絶対必要なのは、
「経営行動計画書」を後継者や幹部に作らせることです。
TOMAグループでは、今年の経営行動計画書123ページのうち藤間秋男は1枚も
書いていません。すべて副所長、幹部、社員を信じて任せました。
まず、次年度の経営行動計画を「考え」させました。議論して「発言」させました。
そして毎月、経営行動計画に基づいて「行動」し、翌月の月初に「反省」会議をしています。
これで、本当に後継者と幹部が育つのです。
是非「経営行動計画」をつくりませんか?
TOMAグループでは、1月12日、2月9日、経営行動計画策定教室を開催します。
どちらかに後継者や幹部と一緒に参加して、育成しませんか?
信頼して任せて、考えさせ、発言させ、行動させ、反省させると必ず育ちます。
セミナーの詳細はコチラ http://www.toma.co.jp/seminor/H210423.html
(12月14日の開催日程は満席になりました)
2.「働きがいのある会社」をつくるためには、社員同士の「連帯感」が必要です。
その連帯感をどうやってつくっていますか?
特に他の部署との社員同士のコミュニケーションを積極的につくっていかなければなりません。
TOMAグループでは、他部門とのコミュニケーションとして
(1)コミュニケーション昼食会(会社で弁当を出して10部門から1人づつ出席させ、
自己紹介させる。)
(2)社員、主任、主査、幹部、副所長それぞれの役職ごとに懇親会を開催して、他部門との
交流を図っている。(新人歓迎会も)
(3)各戦略プロジェクトでチーム分けをして、TOMAグループの課題を改善する活動があ
り、他部門同士の社員が同じプロジェクトで打合わせをしている。
(4)新年会、確定申告打ち上げなどは、座席を同じ部門同士にならないようにしている。
(5)趣味の会(フットサル、テニス、ゴルフ、映画、他)の活動費を一部補助し、
他部門同士で楽しんでもらう、他。
以上、他部門同士のコミュニケーションをとるために最大限の努力をして、社員全員が
仲の良い働きがいのある会社をつくる努力をしています。絶対に必要なことです。
3. あなたの会社が100年続くために。(株式会社 S・Yワークス 佐藤芳直)
天才コンサルタント 佐藤さんから学びました。
(1)経営の目的は永続にある。企業は受け継いだ様々な思い、歴史をより良いものにして
未来に渡すこと。
(2)100年企業を創る覚悟があるか(どんな環境でも)
(3)帝国ホテル120年の本質「100-1=0」ブランドは積みかさね。
「-1」が出たらブランドも「0」になる。全体を滅ぼす。
感動の法則『いつでも』×『だれもが』×『親切』
(4)自分が最善だと思うことで判断。過去、立場、メンツを捨てて。
(5)100年企業と人間の生き方の本質は「利他」。
だれかのために役に立ち続けるために生まれてきた。
(6)目の前にあること、目の前にある人に全力で利他であたる。
(7)柏屋の理念「代々初代」
(8)170年続くニューヨークNo.1の肉屋「ロベルズ」が大切にしていること
A.社員を大切に B.価格を下げない C.学び続けなければならない
(9)社員の生きがいと会社のなかでの生きがいを一体化する
(10)仕事によってのみ幸せを手にすることができる
(11)人間の4つの幸せ
A.愛される B.ほめられる C.役に立つ D.必要とされる
この4つの幸せを語り続けるトップでありたい
(12)「社員満足」から「社員幸福」への転換
(13)知覧で学ぶ日本人の意志「人間は誰かのために生きている」ことを自覚する。
愛する社員、お客様、仕入先のために会社を残したい。(100年企業創り)
(14)人間の人生を決めるのは「覚悟の量と選択の質」
駒大苫小牧高は何故優勝できたか?
1回戦敗退常連校の部室に「全国制覇」の文字→「覚悟」
(15)社長は、社員の「幸せな人生」を約束しなければならない。
社長は、幸せを語る責任がある。(佐藤可士和)
(16)100年企業の特徴
A.経営者と人生観が一体化した集団を作り続ける B.思いを共有することで行動が一致
C.誇り高き企業、誇りを持てる企業
(17)小才(問題発見能力)中才(問題発信能力)大才(自己解決能力)
(18)今、100年企業を創るための3つのベクトル
A.今を生きよう(何もしない今は過去である) B.VISIONを示そう(利他)
C.あらゆる人間を幸せにする覚悟を持とう
以上で、100年企業創りませんか。
4.倫理法人会でなく、家庭倫理の会に初めて出席しました。
なんと、各支部毎に毎日やっているのです。それも朝5:00~5:50まで。毎日です。
朝、毎日万人幸福の栞17ヶ条を読んでいるのです。女性中心で、私が出席した時は65名も
参加していました。
その中で悪い話を聞きました。今のゆとり世代の若い人に倫理観のアンケートをとったら、
共感するのが多かったのは、
(1)命を大切に(2)親を大切に(3)地球環境を美しく(すべて95%以上)
共感しないのは、
(1)人を信じる(2%)(2)祖先を敬う(3%)(3)苦難こそチャンス(4%)
だったそうです。共感しないもの、失望しました。
大阪市教育委員会でアンケートをとったものは、
(1)あなたの自分の好きなもの1つ以上書いて→まったくない(49.3%)
(2)あなたの得意なもの1つ以上書いて→まったくない(49.7%)
すごく、危機感覚えます。
5.万人幸福の栞13条「本を忘れず、末を乱さず。(反始慎終)」
(1)わが命の根本は両親。ほんとうに父を敬し、母を愛する純情の子でなければ、世に残る
ような大業をなし遂げる事はできない。いや世の常のことでも、親を大切にせぬような
子は、何一つ満足にはできない。
(2)「立つ鳥跡をにごさず」しりのしまりのない人々の仕事は、多く七・八分まで行って崩
れる。正しく生きた人でないと美しい死に方はできない。
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